005: 「卒業研究」前期発表会を開催しました
2013/07/31
7月20日(土)に4年生の「卒業研究」前期発表会が行われました。
「卒業研究」では、4年間の集大成として1年を通して各自の研究テーマについて調査・研究し、その成果を作品制作や論文にまとめ、発表を行います。今回は各自の決めたテーマに沿って前期に進めた調査やデザイン案などを、パワーポイントを使って発表しました。
建築やインテリアを中心に、家具や陶器、織物などのものづくりまで 『くらしの環境』にかかわる幅広い視点を学んできているので、「卒業研究」のテーマはバラエティに富んでいます。例えば、街の再開発にかかわる提案や集合住宅の設計、店舗のインテリア設計、そして家具や照明、器のデザインなど、多彩なテーマで発表が行われました。お互いの発表を聞くことは、勉強になると同時に大きな刺激にもなります。
この発表会で指摘されたことを踏まえ、次に行われる10月の作業報告会に向けて、さらに研究と検討を重ねていくことになります。どのようにステップアップしているかを楽しみにしていたいと思います。
少し緊張した面持ちで発表
時には先生方から厳しい指摘も
学生のコメント
- 小山松未央さん(テーマ:アップサイクル):
友人達の発表を見て、皆それぞれのテーマへ向けて、着々と調査や研究を進めているのだと感じ、私も頑張らなければいけないと実感しました。自分のテーマとしっかり向き合いながら、今後の制作を進めていきたいと思います。 - 松本昭穂さん(テーマ:集合住宅の設計):
発表会を終えて改めて、人前でプレゼンテーションすることの難しさ、自分でテーマを設定することの大変さを実感しました。自分で課題を設定できる卒業研究だからこそやりがいがあり、課題にしっかり向き合う力が必要だと思います。今回、発表で自分の考えを伝えきれなかった悔しさをバネにして今後の制作に取り組んでいきたいと思います。最終発表では、テーマについての自分なりの答えを、胸を張ってプレゼンテーションできればと考えています。