国際関係コース合同研究発表会(2016)
2016/02/04
去る1月13日(水)に、「国際関係コース」は合同研究発表会を催しました。臼井ゼミ・弥久保ゼミ・福王ゼミからそれぞれ選ばれた3名の代表者が、パワーポイントや印刷レジュメを活用しながら専門ゼミで学んだ2年間の研究成果を報告しました。この冬一番の冷え込みであったにもかかわらず、50名近い参加者を得て熱気のこもった意見が交わされました。各ゼミの報告は以下の通りです。
発表者コメント
- ラグジュアリーブランドは多くの女子大生にとり関心があるテーマだと思うので、この発表でさらに関心が深まれば幸いです。準備不足ではありましたが、わたし自身の卒業研究の集大成となる貴重な場となりました。
ゼミ担当教員コメント
- ヴィトン、ディオール、グッチなど歴史ある高級ブランドが、グローバル化時代において、どのようにして顧客を獲得するのかその戦略を、美しい映像を用いて発表しました。発表者は同種の業界に就職が決定しており、それを踏まえた研究内容でした。
発表者コメント
- 私の発表テーマは「従軍慰安婦問題」で、他の発表者のテーマと比べると難しい内容だったのですが、多くの人に1年間の研究成果を聞いてもらうことができ、貴重な経験になりました。これを機に、少しでもこの問題に関心を持ってもらえたら嬉しいです。
ゼミ担当教員コメント
- 従軍慰安婦問題を国内外で大きく歪めることになった吉田証言報道。この吉田報道(誤報)が起こった背景を、吉田清治氏自身の経歴の曖昧さと新聞社の取材姿勢の問題点を時系列的に整理し、検証を行いました。発表者自身の真摯な研究姿勢が伺える発表でした。
発表者コメント
- 私は1年生の頃からこのテーマについて研究を進めてきました。何も分からず不安でしたが、先生方や友人たちに支えられて最後までやり遂げることができました。本当に嬉しく思います。発表の際にも注意深く聞いてくださり、ありがとうございました。
ゼミ担当教員コメント
- 世代を超えて愛されるジブリ映画には、現代社会で見過ごしがちな問題について静かなメッセージが込められています。代表的な映画を紹介しながら、環境・人権・平和などに向けられた問題意識を読み取り、将来に向けた基本的課題を検討して分かりやすく報告していました。
今回の研修にあたり、ご参加いただきました先生方、2年生および3・4年ゼミ生の皆様には心よりお礼申し上げます。来年は新たに杉野先生のゼミが加わり、国際関係コースはさらに充実します。
参加学生の感想
- 質問と応答の内容がとても濃くておどろいた(2年生)。
- 皆さん素晴らしい発表をされていて、とても刺激になりました。私も今後、自分の研究を精一杯やっていきたいと思います(3年生)。
- 3つのゼミの発表内容がそれぞれ異なっており、Aコースの幅広さが伝わって良かったと思います(4年生)。