2015年度 基礎ゼミⅡ 合同発表会

1年次の必修科目「基礎ゼミ」では、夏休みに新聞記事を一つ選んでレポートにまとめることを課題にしています。後期はそのテーマについて研究を進め、一人15分のプレゼンテーションを行いました。2015年の夏は安全保障関連法案の採決、シリア難民問題など、国の内外で大きな問題が相次ぎ、これらの重いテーマに多くの学生が挑戦しました。そして各ゼミから1人ずつ代表者が選ばれ、1月7日に合同発表会を開催しました。以下は当日のプログラムです。

1. S.R.さん 五輪エンブレムはなぜ白紙に? 臼井ゼミ
2. N.A.さん 情報伝達の新たな手段 加藤・杉野ゼミ
3. N.Y.さん 日本は戦争を繰り返すのか 橘田ゼミ
4. N.Y.さん 安保法案とは 松山ゼミ
4. S.H.さん シリア難民と世界 鈴木・モリスゼミ

今年はどのゼミでも優れたプレゼンテーションが多数ありました。その中から選ばれただけあり、いずれの発表も事前の準備に十分な時間が割かれたことを反映する内容で、聴き手にとっても、発表者にとっても、今後さらに研究活動を充実させ、プレゼンテーション力を向上させるための刺激となる良い発表会となりました。

発表者の感想

  • 今回大勢の人の前で発表できたことはとても良い経験になりました。ゼミの代表に選ばれてからは、ゼミ内で発表した際の講評を参考にし、さらに他のゼミの先生や家族にも見てもらい、プレゼンテーションの改善に努めました。自分自身の欠点を知ることができ、私にとって学ぶことの多い合同発表会になりました。たくさんの人から頂いた講評を素直に受け止めて、今後の発表等に生かしていきたいと思います。ありがとうございました。
  • ゼミ代表としてプレゼンテーションをすると分かったとき、私に務まるか不安でした。しかし、大勢の前で私の力がどこまで通用するのかを試す良い機会だとも思えました。実際に発表を行ってみて、良い部分も悪い部分も、今まで気が付かなかった新たな発見が得られました。人前に立ち自分の考えを伝える力は、今後どのような場面でも必要不可欠になってくると思います。だからこそ、今回の発表のような機会を通して、プレゼンテーション力を身に着けていくとともに、また新たな自己発見もしていきたいです。
  • 高校生の頃から何度かプレゼンテーションを経験してきましたが、このように大人数の前で話す機会はなかったので、初めて味わう緊張感がありました。今回は同じ安保法をテーマにした友人もいたので、切磋琢磨しあって良い刺激にもなりました。また、継続して関心を持っていた話題を取り上げたので、より深く研究することもできました。プレゼンテーションとは、自分が研究している内容をいかにわかりやすく伝えるかということだと思うので、これからも精進していきたいと思います。貴重な機会をありがとうございました。
  • 今回発表するにあたり、ゼミ代表というプレッシャーや不安が多くありました。しかし選んでいただいたからには、やり遂げたいという強い気持ちもありました。そしていちばん不安だったのが、代表の中に同じテーマを取り上げた人がいるということでした。しかしテーマは同じでも、視点が全く違い、自分ではしっかり調べたつもりでも、なるほど…と思うこと、新しく知ることが多くあり勉強になりました。今回このような貴重な経験をさせていただいたこと光栄に思います。
  • 今回は昨年の夏に大きく取り上げられたシリア難民についてプレゼンテーションをさせていただきました。調査研究を進めるうちにシリアだけでなく周辺国や日本の現状を垣間見ることができたので、こうして発表する機会をいただけたことを嬉しく思います。プレゼンテーションを終え一旦区切りはつきました。ですが、シリア難民についてまだまだ知らないことがあるので、これからもこの問題について目を向けていきたいと思います。

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