海外旅行研修2015 ~シンガポールの観光事情の理解と交流~
2015/10/23
「海外旅行研修」も今年で11年目を迎え、昨年同様シンガポールで実施しました。今回は、国際関係コースの「国際協力実習(臼井先生担当)」の3名をふくむ20名が9月1日~6日の研修に参加しました。
研修旅行の事前授業では、シンガポールの歴史・文化・観光事情について調査研究すると共に、シンガポール国立大学との研究発表会の資料作りに専念しました。今年は、羽田発の全日空便を使用し、深夜に出発、早朝にシンガポールに到着しましたが、全員寝不足にもめげず、元気にシンガポール市内やセントーサ島の見学を行いました。
2日目の午前中は、「(財)自治体国際化協会(CLAIR)」を訪問し、地方自治体の国際化の推進に対する支援機関として、その活動内容の説明を受けました。
その後のホテル見学では、コロニアル風で最も格調の高い「ラッフルズホテル」や船の形をした屋上にプールやデッキのある「マリーナベイサンズ」、そして世界的なラグジュアリーホテルである「リッツカールトン」を訪問し、施設の案内や説明をしていただきました。
3日目の午前中は旅行会社(JTBシンガポール支店)を訪問し、支店長や担当者から仕事内容やシンガポールの旅行事情のレクチャーを受けました。シンガポールには年間1,500万人の外国人が訪れ、その数は人口の3倍に達するとのことでした。
その後、今回の研修旅行のハイライトである「シンガポール国立大学」を訪問し、グループに分かれて学食のフードコートで
昼食を共にしました。
午後には、「日本文化研究会」との研究発表やグループでのディスカッションを行い、相互理解を深めました。研究発表では3年生が「関東と関西の違い」、2年生が「若者の間で流行っているもの」を発表しました。
その後、シンガポール大学の学生をホテルのレストランに招き、楽しいひと時を過ごしました。
参加学生の声(研修レポートから抜粋)
- シンガポールは東京23区ほどの小さな国ではあるが、観光産業が盛んであるため、十分に楽しむことができる。また、治安が良く安全な国であるため、安心して訪れることができると感じた。(2年Kさん)
- シンガポール国立大学の学生は、私たちが想像する以上に、日常から自主的に勉強していると再認識した。シンガポールの人々は日常から、英語、自国語、それに加えて日本語等を勉強し、完璧ではないが、私たちが日常で話しているように流暢に話すことに驚いた。(2年Sさん)
- ザ・リッツカールトン・ミレニア・シンガポールでは実際にゲストルームを見学することができた。大きな窓が多数配置されており、あのマリーナベイサンズや海を臨む美しい景色が一望できる空間となっていた。(2年Yさん)
国際文化学科 國分 浩