2014年度春季インターンシップ ~実務を通じた進路選択へのアプローチ~ 「ホテル業実務」 「旅行業実務」 「ホスピタリティ実務」
2015/05/11
2015年度卒業生から就職活動のスケジュールが変わりました。活動開始が3月、選考が8月からとなり、3年生は春休みの過ごし方が決められなくなってきました。多くの企業がインターンシップを採用の手段として利用する傾向がみられるようになったことで、春季インターンシップでは、参加者16名のうち3年生は1名のみでした。
内訳は、「ホテル業実務」2名、「ホスピタリティ実務」5名、そして「旅行業実務」9名でした。ホテル実習では、横浜ベイホテル東急にご協力いただき、ホスピタリティ企業としては富士屋ホテルやブライダルプロデュースにお世話になりました。さらに、昨夏に続き宮古島のシギラリゾート(ユニマットプレシャス)にも参加致しました。旅行業では近畿日本ツーリスト、小田急トラベルのほか、今年もJTBコーポレートセールスのご協力で「海外インターンシップ」をハワイで実施しました。(ハワイのインターンシップについては、別途報告します。)
国内での実習は、2月初旬から3月下旬にかけて6ヶ所の実習先で実施しました。今年は、先方の都合により実施できないところもありましたが、受け入れて頂いた企業では例年以上に温かく対応していただきました。事前にマナーセミナーや実習経験者との面談等を実施した結果、実習学生からは充実した実習であったとのレポートが提出されました。社会人として巣立つための貴重な体験となり、それぞれが自信を持つことにつながったようです。
実習生の声
- 法人や団体旅行をメインに扱っている支店のため、事務作業や営業に同行させていただくなど複数の業務を体験することができました。特に驚いたことは営業マンの多忙さです。営業だけでなく、自らプランの作成、添乗員として旅行に同行することもあるという営業職の過酷さは想像以上でした。今回のインターンシップを通し、私は社会人として働くことの大変さと常識やマナーの乏しさを痛感しました。(Aさん (町田市内の旅行会社で営業の実習))
- 今回お世話になったのは、横浜みなとみらい地区で一番人気のホテルレストランでした。外国人のお客様も多く、ある程度の英語スキルが必要だと感じました。そして言葉が通じない分、日本のお客様よりもさらに笑顔で対応することが必要だと思いました。また、お客様に楽しんでいただくために、1.安全、2.清潔に、3.もし自分がお客様だったら、という行動基準を教えていただきました。(Bさん (横浜市内のホテルでレストランの実習))
- ブライダルの現場はもっと華やかなイメージがありましたが、その裏は意外とハードで、料理を片手で3皿持ったり、ビールを6本持って配り歩いたりと、はじめのうちは筋肉痛になりました。しかし、新郎・新婦様の幸せそうな顔やゲストの楽しそうな顔を見るたび頑張ることができました。そして次第にゲストを喜ばせるおもてなしとは何か、お客様が今何を求めているのかを考えるようになっていきました。(Cさん (横浜市内のブライダル会社での実習))
実習先担当者の評価
- ホテルにとって来館されたお客様との第一印象をとても大事にしており、今回はその第一印象を決めることができるゲストリレーション課で研修していただきました。お二人とも真面目で優しい人柄が接客に表れていて、お客様にも気持ちが伝わったと思います。(E氏 (箱根のリゾートホテル担当者))
- 明るく元気に業務に取り組んでいただきました。社会に出たときに色々な人たちと出会うと思いますが、がんばっていけると思います。料飲部という大変な部署で勤めきれると言う事はなかなかのガンバリ屋と感じます。またいつでも宮古島に来てください。スタッフ一同待っています。(F氏 (宮古島のリゾートホテル担当者))
- 短期間に様々な業務を体験いただいたので、戸惑うことも多かったと思いますが、しっかりついてきていただきました。最終日のプレゼンでは、社員も気付かないポイントをご指摘いただきました。将来ぜひ旅行業界をめざして下さい。(G氏 (立川市内の旅行会社担当者))