2017年国際協力実習 ~いざモンゴルへ!~

今年の国際協力実習はモンゴルがテーマです。8月22から26日のモンゴルでの実習には5名の学生が参加しました。なかには、高校生のときに参加したオープンキャンパスでモンゴル実習の話を聞き、参加を心待ちにしていた学生もいました。

実習前には、モンゴルに対して、草原や馬といった大自然のイメージを抱いていた学生たちでしたが、到着後の道路は大渋滞で立ち並ぶ立派なビルに圧倒されました。

  • 広大なスフバートル広場(奥の像はチンギス・ハーン)
    広大なスフバートル広場
    (奥の像はチンギス・ハーン)

いよいよ実習開始。到着の翌日は、スフバートル広場などを見学した後、モンゴル国立教育大学で日本語を学ぶ学生たちと交流しました。夏休み期間中にもかかわらず多くの学生が参加してくれました。大学生活、日本語の勉強、恋愛、J-pop、アニメなど、さまざまな話に花が咲き、あっという間に時間が過ぎました。

学生たちが楽しみにしていたのは、ウランバートル郊外、テレルジでの乗馬と星空観察です。遊牧民の伝統的な住居(ゲル)に宿泊し、イメージどおりのモンゴル体験となりました。テレルジでは、本学と国際交流協定を締結しているイフザサク大学の学生たちに歓迎していただきました。

  • モンゴル国立教育大学の学生たちと
    モンゴル国立教育大学の学生たちと
  • テレルジでは乗馬も体験
    テレルジでは乗馬も体験

今回の実習の主な目的は、モンゴルでの国際協力プロジェクトを視察し、関係者から様々な話を伺い、モンゴルや国際協力に対する理解を深めることでした。モンゴル・日本人材開発センターの訪問、そして青年海外協力隊員や国際協力の様々なプロジェクトに携わる専門家との交流会を通して、国際協力の最前線で活躍する方々から、仕事のやりがい、苦労など、生の声を聞くことができました。学生たちも大いに刺激を受け、将来について考えるきっかけにもなったようです。

JICAが実施している社会保険実施能力強化プロジェクトのニュースレターに本実習の様子が掲載されました。

  • イフザサク大学の学生たちと
    イフザサク大学の学生たちと
  • モンゴル・日本人材開発センターにて
    モンゴル・日本人材開発センターにて

実習中に学生たちは多くの写真を撮影します。今年のりんどう祭(10月14日~15日)では、それらの写真に解説をつけ、学園所有のゲルの中に展示します。皆さん、モンゴルのプチ体験にぜひお越しください!

  • ウランバートル市内を背景にポーズ!
    ウランバートル市内を背景にポーズ!

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