公認心理師・臨床心理士 資格試験の合格に向けたサポートについて

臨床心理学専攻では、公認心理師試験・臨床心理士試験の合格に向けたさまざまなサポートが行われています。

例えば、筆記試験対策として、心理学系予備校が主催する模擬試験を団体受験し、受験費用の一部を大学が負担していることもそうした取り組みの一例です。例年、資格試験を受験する年度の修了生はもちろん、大学院生も模擬試験に挑戦し、資格試験合格に向けた学習の指針としています。

また、臨床心理士試験の二次試験(口述面接試験)対策として、模擬面接を実施しています。教員や資格を取得したOGが試験監督を務め、本番同様の雰囲気で面接を行います。

新型コロナウイルス感染症の影響があり、今年度はオンラインでの開催となりましたが、受験生は緊張した面持ちで真剣に模擬面接に臨んでいました。また、面接官役を担当した教員からは、面接時のコミュニケーションの様子から質問への回答内容に至るまで、評価シートを共有して率直かつ具体的なフィードバックが行われました。

さらに、例年2月には、その年度の資格試験の合格者による報告会が開催されます。資格試験合格に向けた勉強方法や、試験当日の様子等の情報が共有され、大学院生にとっては資格試験に関する不安を払拭し、試験勉強に向けてモチベーションを上げる良い機会となっています(過去記事をご参照ください)。

こうしたサポートや受験生の努力が実を結び、昨年度の修了生5名全員が、無事に公認心理師試験と臨床心理士試験の一次試験に合格することができました(臨床心理士試験の二次試験の結果は12月10日現在未発表)。

このように、本大学院では、授業や実習と同様に、資格取得に関してもきめ細かなサポートを実施しています。ぜひ有効に活用していただければと思います。

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