2021年度の入学式が行われました。

2021年4月1日(月)午前10:30より、入学式が行われました。2009年4月に設置された人間健康学部健康栄養学科としては、第13回の入学式となります。当日は春らしい穏やかな晴天に恵まれました。

例年は、大学・大学院・短期大学のすべての新入学生が本学記念講堂に一堂に会して、大々的に式典を行うのですが、今年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止に重点をおき、例年とはかなり異なる開催方式となりました。密を避けるために、学科・学類ごとに開始時刻をずらし、異なる会場での入学式としました。また、大変残念ではありましたが、ご家族の皆さまのご入構もご遠慮いただくこととなりました。検温や手指消毒、マスク着用はもちろんのこと、学内の通路を一方通行にし、会場の換気も行いながら細心の注意を払っての入学式となりました。入学式の様子は、「令和3年度入学式が挙行されました。」をご覧ください。

安藤嘉則学長による式辞では、「いまの一当は、むかしの百不当の力なり」という道元禅師の教えが紹介されました。これまでに弓を百回射て的に当たらなかったとしても、これは決して無駄なことではない。その積み重ねによって今、的に矢が当たるようになったのである。このような思いをもって、大学での勉学に励むようにとの激励をいただきました。

その後の学科説明会では、学科主任や学部長からの祝辞の後、学科教員全員の紹介、臨地実習委員の大坂裕子准教授からの臨地実習に関するお知らせ、東京都栄養士会の会長を務める西村一弘教授からの日本栄養士会の紹介、その他事務連絡などが行われました。

その中で井上浩一学科主任からは、自分の行動に責任をもって主体的に学ぶこと、大学内の種々のルールやマナーを守ること、大学では探究心をもって自由闊達に学びを広げることなどの大切さが示されました。

  • 西村一弘教授による日本栄養士会の紹介
    西村一弘教授による日本栄養士会の紹介

一方、西山一朗学部長からは、スライドを用いて健康栄養学科の現状が紹介されました。学生の在籍数や就職、国家試験等の状況がすべて良好であるとのデータが示され、安心して4年間学んでいただきたいとの話がありました。また、健康栄養学科は厚生労働省から認可を受けた管理栄養士養成施設であり、全員が国家資格である管理栄養士の免許取得を目指す学科であることについても確認がありました。

新入学生の皆さん、ご入学おめでとうございます。健康栄養学科教員一同、心より皆さんを歓迎します。オリエンテーション期間中に、大学で学ぶための準備をしっかりと整え、4月14日から始まる授業でさまざまな知識を身につけてください。また、新型コロナウイルス感染症の影響でまだまだ多くの制約はありますが、アスリート栄養サポートプロジェクト健康栄養相談室の事業、食育活動などの課外活動などでも多くのことを身につけて、充実した4年間を過ごしてください。そして4年後には全員で管理栄養士国家試験を受験し、全員で合格できることを期待しています。

(安全かつ円滑な式典の運営のために、何日も前から多大なご尽力をいただきました職員の皆さまに、心より感謝申し上げます)

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