「教職OG講演会」レポート
2023/08/28
去る8月8日(火)、本学を卒業して現職教員として活躍されているお二人の先輩をお招きして、講演会を開きました。教職課程で学んでいる1年生から4年生までの学生が大勢参加しました。
講師を引き受けてくださったのは、都内の私立高校で英語を教えている宮藤登希子さんと、相模原市の公立中学で国語を教えている秋澤梨花さんでした。
お二人とも、講演前は緊張するとおっしゃっていましたが、いざ教室の前に立つと、スイッチが入ったように、すっかり先生の顔でした。
現職の教員であり、直接の先輩からのお話は、参加者にとっても大変貴重な学びの場になったようです。
以下、参加者の感想を紹介します。
- OGのお二方からの貴重な経験談がとても勉強になりました。実際の教師と想像してた教師では少し違っていましたが、その経験を聞いていて自身の考えが覆されました。次回を楽しみにしています、ありがとうございました。
- 教育実習先の先生方とも違う、教師として働いているOGという立場の先生方にお話を聞く機会に恵まれ、とても良かったと思いました。私は今回の講演会では実際の教員の仕事の話より「なぜ教師を目指したのか」という部分に興味があったため、砕けた雰囲気の中でお話を聞くことができ、参考になりました。
- どちらもICTを活用した授業が行われていることが一番印象に残りました。生徒がつまらなくならないような工夫を常に考えていることが、教師として大切なことだと思いました。話を聞いていて楽しそうに感じました。
- 今回、実際に学校の先生として働くお二人の先生のさまざまな話を聞いて、教師の仕事のことや授業の様子などを知ることができました。出勤・退勤時間や授業の時間割、給料のことなど公立と私立での違いや公立、私立の中でも学校によって違いがあることを知りました。自分は公立しか考えていなかったので、今回の話を聞いて私立も視野に入れてみようと思いました。これから教員になるためにお二人の話を参考にしながら模擬授業や研究授業、教員採用試験の勉強などに力を入れたいと思います。
- 実際の教師の仕事内容を知ることができたこともそうですが、見えている仕事以外、例えば学校宣伝の活動など表立って見えていない部分のいち教員としての役割もあるのだと今回の講演会で新たに知ることができました。生徒がいない夏休み期間の先生方の正直な気持ちなどなかなか聞くことのできない本音を話してくださって、親近感を感じることができたし、良いところばかりでなく現実的なところもお話から知ることができて、教師というビジョンがより想像することができました。
文責:中野 達也