「外国人100人アンケートin Kyoto 2017」~32ヶ国、113名の方と~
2017/10/13
英語コミュニケーションコース 3年生 一同
2017年は、京都で実施
井戸ゼミの3年生は、外国人100名を目標に、2012年から毎年アンケートを行ってきました。これは英語を話す機会を増やし、比較文化研究を体験することを目的としています。※
これまで京都、鎌倉、都内で実施してきましたが、今年は、京都の清水寺近辺で、全員が和服を着て行いました。
清水寺近辺にてアンケート
テーマは「OMOTENASHI」(おもてなし)
9月15日、京都市の清水寺の階段下で、外国人観光客を対象にアンケートを実施しました。テーマは「おもてなし」”OMOTENASHI”で、外国の方が日本や日本人に対して感じていることを調査し、私たち自身で結果分析を行うことにしました。
3名同時にアンケート
質問を受け、日本の文化の価値を実感
しかし実際にアンケートを始めると、多くの外国人に「おもてなしって何?」「日本のホスピタリティって何?」と、日本の文化について幾度も尋ねられました。
日本人にとって、「おもてなし」は日常的な文化で、「お客様に“おもて・うら”なく応対すること」と当然のように捉えられています。しかし、ほとんどの外国人は「OMOTENASHI」という言葉すら知りませんでした。私たちにとっての常識も他国では普通ではなく、「おもてなし」は日本ならではの文化であること、そしてその素晴らしさを改めて学びました。
語学力やコミュニケーション能力の向上、そして異文化理解はもちろん大切ですが、まずは自国のことを知ることが重要であると痛感しました。
ドイツからの観光客も、着物でした!
着物が共通点。笑顔で記念撮影
励まされました
英語力を褒めてもらったり、”Good luck!”「ベンキョウ、ガンバッテ!」と声をかけて頂いたりと、励みになって嬉しいことも多々ありました。
Thank you gift として作成した「折り紙パンフレット」をお渡しすると、とても喜ばれました。
32カ国113名のアンケートを
無事に終了し、ひと安心。
ご協力、ありがとうございました!
「通じるかな?」と不安な気持ちで開始したアンケートでしたが、観光客の方々の温かな協力のおかげで、目標であった100人を超えて無事終えることができました。
30か国以上の方々と話すことのできたこの貴重な経験を忘れず、今後の研究に繋げていきたいと思います。
ご協力いただいた外国の皆さま、ありがとうございました。
翌日は、京都の仏閣を訪ねました。
金閣寺でお抹茶
基礎ゼミで学んだことが、役に立ちました!
- ※ 本内容は、人間文化学類 英語コミュニケーション専攻の前身である国際文化学科のカリキュラムについて紹介しています。
人間文化学類 英語コミュニケーション専攻での学びの参考にしてください。