インタビュー
- 名前
- 渡邉 光章(わたなべ・みつあき)
- 出身地
- 東京都
- 担当科目
- 観光のPRとメディア/地域観光資源研究/基礎ゼミⅠ・Ⅱ/基礎ゼミ再履修Ⅰ・Ⅱ/観光文化入門Ⅰ・Ⅱ/国内インターンシップ実習
Q1.専門分野をわかりやすく教えてください。
コマーシャル・PRが専門です。コマーシャルは、本来は人に見てもらえない情報なので、人やモノをPRするために、どうしたら注目してもらえるかを行動経済学や心理学と絡めて40年以上研究中です。研究手法として民間企業や役所と連携し、職員講習会を開いて講演し、そこで得たキャリアプラン等の情報を学生向けに効果的かつ安全に応用し、3年生からの専門ゼミで指導に生かしています。文字で伝える方法はレポートやゼミ論・履歴書を書く時に、言葉で伝える方法は、グループワークのプレゼン発表や、就職活動の面接時に役立っています。
Q2.担当する科目(1つ)の特長についてわかりやすく教えてください。
「観光のPRとメディア」の講義では、学生が社会に出てからも通用する情報のインプットとアウトプットの方法を、観光と文化の切り口から広く語ります。一例としては「行列ができるお店は本当においしいの?」という疑問を元に、目に見える情報を鵜呑みにせず、その背景を考えることで正しい判断ができるよう批判的思考力を養います。また、行列の理由や原因は何かを解き明かすことで、経済産業省や企業が大学生に求める力=論理的思考力を身に付けます。総じて、親しみやすい事例を選び、学生が楽しみながら主体的に学ベるように努めています。
Q3.大学でのお勧めのスポットや過ごし方を教えてください。
お勧めスポットは図書館です。蔵書が多く広いスペースの他に個室もあり、1人で静かにゆっくり考えたい時には最適です。パソコンも多数あるので落ち着いて課題の自習もできますから、ぜひご利用ください。
Q4.先生がこれまで経験した中で印象的な旅のエピソードを教えてください。
温泉ソムリエなので、休みのときに全国の温泉地を巡っています。受けたサービスの中でもホスピタリティに溢れた経験としては、チェックアウトした後にまでいろいろとサービスをし続けてくれた宿が印象的でした。
海を見渡す庭のプライベート露天風呂
Q5.最近読んだ本で印象的な本(1冊)とその特徴を教えてください。
今年お亡くなりになった森永卓郎さんの『書いてはいけない』です。世の中の目に見える部分だけでなく、その背景を知るために根拠を整えて書かれた本で、今の日本の問題点に焦点を当てた話題性の高い1冊です。
Q6.高校生へひと言メッセージをお願いします。
あなたの夢は、ある日突然サンタクロースのプレゼントのように、ポンと目の前に現れることはありません。将来なりたい自分は自身でデザインしましょう!