インタビュー
- 名前
- 田代 真人(たしろ・まさと)
- 出身地
- 福岡県
- 担当科目
- 基礎ゼミ/観光文化ゼミⅠ・Ⅱ/観光文化ゼミⅢ・Ⅳ/観光文化入門Ⅰ・Ⅱ/広告・メディア業実務論/国内インターンシップ実習
Q1.専門分野をわかりやすく教えてください。
もともと大学ではロボット工学を研究しプログラムを勉強していました。その後社会に出て30年以上、出版社で編集者として雑誌・書籍出版をおこなう傍らWebページの企画・制作も並行して、その実務を担当してきました。その知見をいかして、現在は「編集論」を基本として、プログラミング的な発想も取り入れ、“「想像」して「創造」すること”を研究しています。また「編集」から派生して、メディアのみならず、ものづくりにおいて「組み合わせ」による新たな企画と創造について研究をしています。
Q2.担当する科目(1つ)の特長についてわかりやすく教えてください。
私が担当する「広告・メディア業実務論」は、新聞・雑誌・書籍・ラジオ・テレビといったこれまでのオールドメディアから、近年のインターネット上のSNSや動画配信などニューメディアに至るまで、それらの変遷を俯瞰するかたちで解説していきます。また、それらのメディアに付随する広告についても同時に見ていきます。そのうえで、その実務とはなにか、編集の仕事を中心にメディアにおけるさまざまな仕事を紹介し、同時に広告代理店の仕事など広告業の仕事についても紹介して、これらの実務を理解できる科目となっています。
Q3.大学でのお勧めのスポットや過ごし方を教えてください。
おすすめスポットは図書館です。数多くの図書の閲覧のみならず、名作映画などのDVDも観ることができます。みなさんもぜひ授業の合間に図書館に行って静かな環境の中でいろいろな書籍を探して読んでみてはいかがでしょうか。
Q4.先生がこれまで経験した中で印象的な旅のエピソードを教えてください。
2024年、オリンピックの年にパリに行きました。20年ぶりに訪れたエッフェル塔は、いつもの佇まいでしたが、世界中の多くの観光客がスマホ片手に歩いている姿は、時代の流れを感じる光景でした。
2024年のエッフェル塔にて
Q5.最近読んだ本で印象的な本(1冊)とその特徴を教えてください。
『持続可能なメディア』(下山進著、朝日新書)は、衰退していくオールドメディアと新たな転換を経てニューメディアに脱皮し、“持続可能なメディア”として生き残っていく様を紹介しています。
Q6.高校生へひと言メッセージをお願いします。
大学時代は「どれだけ自分が成長していくか」が重要です。駒沢女子大学はそのための刺激をあなたに与えてくれます。