インタビュー
- 名前
- 張 景泰(じゃん・きょんて)
- 出身地
- 大韓民国、ソウル特別市
- 担当科目
- 観光学/ホスピタリティ概論/観光の韓国語/海外観光資源研究C(アジア1)/海外インターンシップ実習/海外旅行研修/観光文化専門ゼミ/観光文化入門Ⅰ・Ⅱ
Q1.専門分野をわかりやすく教えてください。
韓国では、大学で観光経営を専門とし、文部科学省の交換留学生を経験。その後1998年再び来日し、2000年4月立教大学大学院、観光学研究科博士前期課程に入学、観光地理学を学び、通訳・翻訳の仕事とホテルの仕事をしながら勉強を続けてきました。2002年同大学院博士後期課程に進学し、「韓国におけるスキー場の開発」について研究。観光地開発による地域の変容を中心に、日本と韓国の比較研究を行ってきました。現在では、観光開発関連の研究を行いながら異文化コミュニケーション、実務系の観光教育関連研究を実行しています。
Q2.担当する科目(1つ)の特長についてわかりやすく教えてください。
海外観光資源研究C(アジア1)では、韓国の歴史・自然・社会などを中心に韓国の地誌的な知識の理解を深めると同時に、日韓文化の相違点・共通点、観光資源について教えています。正しい異文化コミュニケーションをするためには、まずは自国文化を理解し、説明可能になることが大事です。さらに他国文化の理解力を深める努力が必要になります。観光資源を深く理解をし、体験するためにはその社会を総合的に理解する必要があります。授業では最終的に韓国全体を理解できるように工夫して教えています。
Q3.大学でのお勧めのスポットや過ごし方を教えてください。
基本、授業以外の時間では研究室で業務を行っています。私の研究室には世界から買ってきたお茶などの飲み物や各国のお土産が置いてあります。学生の皆さまもいろんな国のお茶を飲みながら研究書籍や映像資料を見ながら、先生に学校生活に関する相談をしてみたらいかがでしょうか。喜んでお待ちしています。
Q4.先生がこれまで経験した中で印象的な旅のエピソードを教えてください。
最近では、世界遺産巡りをしており、日本、韓国、マレーシア、アメリカなどを巡ってまいりました。特に世界自然遺産に興味を持っており、自然が造った景観や絶景に惚れて肉眼に釘付けようとしています。写真は韓国の済州道にある溶岩でできている海岸で、自然が造った絶景に驚きと感動を覚えました。
韓国の済州道
Q5.最近読んだ本で印象的な本(1冊)とその特徴を教えてください。
「観光の社会心理学」という本です。観光を社会学及び心理学で分析している本で、その内容を【ひと】、【こと】、【もの】に分けて解説しています。ぜひとも読んでみてください。
Q6.高校生へひと言メッセージをお願いします。
皆さんが夢を実現できるように多彩な専門性や豊富な実務経験を持つ教員が一丸となって応援し指導していきます。自分を磨き、自分の夢を実現してみませんか。