Apple Store で電子書籍の発表会を催しました
2015/03/13
やっぱり緊張しました。やっぱりドキドキしました。成果をご覧くださり、ありがとうございました
2月13日、本学科「映像デザイン実習(出版編集クラス)」の3年生が、Apple Store表参道(東京)で電子書籍の発表会を催しました。
これは全国のApple Storeで開催されているCollege Nightの一環で、全国の大学生がApple製品を利用して制作したクリエイティブな作品を発表する場です。本クラスの発表会は今回で3年目。過去2回はApple Store渋谷での開催でしたが、3回目の今回は昨年オープンしたばかりの表参道店です。ここは日本のApple Store旗艦店と位置づけられるほどの、全面ガラス張りで表参道の新ランドマークとして注目される建物です。
今回、3年生の専門科目「映像デザイン実習(出版編集クラス)」では、2つのグループにわかれ、それぞれが電子書籍の企画から制作まで行い、動画や音楽などが入った電子書籍を制作しました。グループごとに発表される内容は、題材の選び方や素材の集め方、工夫した点、苦労した点などです。「紙」とは異なった考え方で、「電子」では素材をどのように“料理”して、最終形として電子書籍に仕上げていったかを発表しました。
発表した電子書籍は『誰でもできる簡単ヘアアレンジ』と『睡魔ちゃんの呼び方〜完全快眠編〜』。それぞれ工夫を凝らした電子書籍の発表中、表参道を歩く人々が透明な外観のApple Store表参道をのぞき込みます。緊張しながらのプレゼンテーションでは、全部の思いを伝えることができなかった学生もいたようですが、その発表の様子は堂々としたものでした。この科目は、この発表会までもが授業の一環に含まれています。電子書籍を作るだけではなく、最後の発表会まで、きっと思い出に残る時間を過ごせたのではないでしょうか。
学生コメント
- 電子書籍の制作やAppleでの発表はとても良い経験になりました。どうすれば相手をひきつけられるか、おもしろいものを作り発表できるかなど、もっと工夫できることに気づきました。そして、発表会を目の前にして、準備や知識、自信が足りないと自覚しました。私は今後、この経験を生かして、それらを補い魅力のあるものを作ったり、発表したりしていきたいと思います。(長谷川 愛)
- Apple storeで電子書籍の発表を通し、私は2つのことを考えさせられました。事前準備と状況に応じた対応です。当たり前のことですが、このことができる・できないとでは相手への伝わり方が違い、印象にも残りません。今回私は納得のいく発表ができませんでしたが、この経験を通し、自分で相手に伝えることを学び生かしていきたいと思いました。 (相原 梨沙)
- 私は電子書籍に触れたことがほとんどありませんでした。しかし今回自分たちで制作してみて、電子書籍の良さを知ることができ、アップルストアという大きなお店で発表できたことはとても良い経験になりました。卒業してからもプレゼンをする機会などに、この経験を生かしてがんばりたいと思います。(北澤 亜莉沙)
- 眠りたいのに眠れない。誰もが睡眠に関する悩みや疑問があると思います。そこで年代も近い20〜30代の女性をターゲットに『睡魔ちゃんの呼び方』という電子書籍を作りました。紙ではできない電子書籍ならではのコンテンツとはなんだろう。楽しく読んでもらうにはどうしたらいいのだろうと試行錯誤の連続で、ふだんの生活の中でも物事を考えるようになりました。電子書籍が完成し、動画やイラストが動くのを見たときはとても感動しました。Apple Store表参道での発表は緊張からうまくいかない場面もありましたが、そうした失敗も含め貴重な体験でした。(家光 亜美)
- チームでの制作は、最初はコミュニケーションの取り方など難しい部分もありましたが、進んでいくうちに話し合いが進むようになり、チームワークも感じることができました。また、あらためて人とのつながりや、協力することのたいせつさを感じました。(山崎 千里)
- 私は物事をめんどうくさがって適当に終わらせてしまうところがあるのですが、今回は良いものを作ろうと根気強く直しを繰り返すことで、仕事を成し遂げることのたいせつさを学びました。さまざまなハプニングもありましたがグループで協力し、成長できたと思います。(川島 典子)
- 誰かと何かを作り上げるということは、とても大変なことです。でも、ばらばらだったものをひとつにまとめていくということは、とても楽しいです。今回も最後にはひとつの形にすることができ、とてもうれしく思います。今回、Apple Store表参道で発表させていただいたことは、これから社会に出るにあたってとても貴重な体験だったと思います。(増田 菜津季)