「ACジャパン広告学生賞」を受賞しました!
2018/03/29
「第14回ACジャパン広告学生賞」の表彰式が3月9日(金)に行われ、メディア表現学科の3名が「新聞広告部門」で受賞しました。応募作品総数288作品の中から、審査員特別賞に佐々木未来さん、優秀賞に澤香澄さん、中和田真菜さんが選ばれました。公益社団法人ACジャパンは身の回りにある「社会問題」を取り上げ、社会が必要としているメッセージを発信し続けています。優秀賞の2作品は3年後期の授業「情報パブリックデザイン」で取り上げた公共広告の課題です。授業では時間をかけてテーマを見つけ、完成直前までメッセージにふさわしい表現を模索しました。中でも澤さんと中和田さんは、表現の明快さが評価されました。個人で応募した佐々木さんも最後まで気を抜くことなく、デザインの完成度を上げていきました。3人の努力の成果が受賞につながり、今後の励みにもなることでしょう。
学生のコメント
佐々木未来
- この作品はビジュアルのアイデアを先に思いつきました。コピー文は語感にこだわって、繰り返し読めるような文章を心がけました。ビジュアルは手と絆創膏の写真、文字と背景の色をそれぞれ細かく調整して、浮いたり沈んだりしないよう工夫しました。表彰式では「テーマの時代性を感じる。優しさが伝わってくる」など、自分では想像もしなかった講評をいただきました。あらためて広告のおもしろさを感じることができました。
澤香澄
- この作品は、おじいちゃん、おばあちゃんに会いに行こうというコンセプトで作りました。広告の中にカレンダーを入れたのは、新聞から切り取っておいて、子どもと一緒におじいちゃんおばあちゃんに会いに行く日を決めてほしいな、という思いがあったからです。大変だったのは細かいイラストです。幼い子ども向けに作ったものなので、なるべく楽しげなイラストをたくさん使いました。それによって、作品のレイアウトがごちゃごちゃになってしまうので、その点も悩みました。
中和田真菜
- 今回の作品は、ペットの犬が飼い主に宛てて書いた手紙をイメージして制作しました。文字を多くしたので、写真とのバランス、レイアウトなどを工夫しました。ペットを飼っている人も飼っていない人も、この作品を見て何かを少しでも感じてもらえたらうれしいです。