「出張! 寺子屋マルプ in 駒女」をレポートします。

こんにちは! 出版編集ゼミ4年の平田恵理です。
私たちのゼミでは、毎回テーマを掲げてディスカッションをしています。いろいろな立場でものを見たり、考えたりできるようになるためです。
7月9日のゼミでは、本の装丁やブックデザインを手掛けるマルプデザインの方々をお招きして特別に講義をしていただきました。マルプさんは昨年のインターンシップでお世話になったことがあり、年間400冊以上の装丁をされています。
また「寺子屋マルプ2013形容詞を描く」というワークショップも進行中ということから、今回は「好きな形容詞をテーマにした本を作ろう!」というワークショップです。

緊張した雰囲気を和らげるためのゲームからはじまりました。その後3人ずつのチームに分かれて好きな形容詞を選び、「マインドマップ」を作成。紙の中心に書いた形容詞から連想される言葉の枝を生やしていきます。
続いて、言葉からイメージしたイラストをA3サイズの上質紙(この日のためにマルプさんが用意してくださいました!)の両面にできるだけ大きく描き入れます。時間は30分! みんな黙々と作業をしています。

描き終わったら冊子を作ります。A3サイズの両面に描いたイラストは、折って16ページに分割され、綴じてA6サイズの冊子になります。表紙にタイトルを付けたり、本文に内容を描きたして本全体の雰囲気を表現していきます。そうして出来上がった冊子は上下が逆だったり、抽象画風になっていたりと、おもしろい発見がそこかしこに見られました。当然ながら予想外の内容の本を目の前に、私はテーマを練り直したくなるくらいに苦戦しました。(苦笑)

そして40分後、ついに講評会! どのグループも、1つのテーマのなかに“三人三色”?の考えが光っていました。おもしろいもの、考えなくても感じるもの、あたたかみのあるもの、斬新なものなど、制作したそのときの状態を持ったその人にしか出せないセンスがよく現れた講評会でした。プレゼン力も光ります!

チームごとのプレゼンの最後に、個人個人へコメントをいただきました。今回の参加者は今後、制作活動や社会に出て行くうえで、とても貴重な体験させていただくことができたと思います。

参加した学生の感想

2013年7月26日


マルプデザインのみなさんからメッセージをいただきました!

マルプのみなさん、ありがとうございました!
(映像コミュニケーション学科4年 平田恵理)

2013年8月20日

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