国際文化学科 7月13日オープンキャンパス報告

今回のオープンキャンパスは、国際文化学科では「学生が語る国際関係コースの魅力」というテーマの下、同コースの学生が中心となって進められました。

教員による学科説明の後、4年生の竹本さんが司会を担当し、本学科の特色である海外実習についての学生によるプレゼンテーションが始まりました。トップバッター、3年生の加藤さんが今春体験した、ハワイでのインターンシップについて説明。続いて3年生の松井さんがニュージーランドでの6か月留学の実際を紹介しました。

プレゼンテーション後、国際関係コースを選んだ理由を尋ねられた2人は、

「ハワイで日本フェアのイベントスタッフをしているとき、集まった外国の人たちから、日本について色々と尋ねられ、日本のことをきちんと説明できない自分に気づかされました。」

「留学し、英語の会話に苦労を感じなくなるにつれ、様々な国々の人々と様々な話題について話し、議論したいと思うようになりました。語学力以上に、そのベースになる知識が必要であることを強く感じました。」

と、答えていました。

また、入学当初から国際関係コースに進むことを考えていた、という3年生の阿部さんは、1年生の時、講義で聞いた「東京裁判」に関心を持ち、それを専門ゼミでの研究テーマにしていると話し、また、女子だからこそ政治に関心を持つべきと集まった高校生に熱く語りかけました。

最後に、阿部さんの指導教授である福王守先生による模擬授業は、「国連とUNICEF 私たちにできる身近な国際貢献とは」のテーマでおこなわれました。

15分ほどの短い授業であったにもかかわらず、用意されたレジュメ・資料は細かい字で6頁にも及び、実直な先生のお人柄がにじみ出るものでした。

予定時間を超えたため、個別相談に向かわれる方が前回より少なかったのは残念でしたが、「今日の大学生の話を聞いて、入学したら、留学にも、海外インターシップにも行きたい」と言って下さった、参加の高校生の瞳の輝きに、ひととき猛暑を忘れました。

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