第9回オープンキャンパス報告 ~元外交官の杉野先生と写真で学ぶ国際協力~

9月24日(土)に開催されたオープンキャンパスの体験授業は、まず杉野知恵先生の授業を紹介する写真から始まりました。そこには受講学生が各国の大臣を演じる模擬国際会議、そして現役外交官による外務省出張講座の様子がありました。さらに、杉野先生から「スマホを出して、“スグキク” を検索してください」の指示。「えーっ?授業中にスマホ?」と驚いているひまもなく、クイズが始まります。

「情けは人の為ならず。」
この意味は「情けをかけてはいけない。」「○か×か?」

集計結果は、すぐに教室のコンピューター画面に現れます。さらに、日本がODA(政府開発援助)を供与している国の数、途上国の数を尋ねるクイズが続きます。
そこには、この授業のねらいが隠されていました。つまり、日本政府によるODAは、「情けは人の為ならず」という言葉を体現したものだということを理解してもらいたいということです。そして、杉野先生が外交官として支援に携わってきたモンゴルとスーダンでの写真が示され、個々の国に対応したODAの実際について説明がなされました。

参加していた高校生からは、「初めて参加した体験授業が関心を持っていた国際協力の分野だったので、オープンキャンパスに来てよかった」、「スマホを使った授業で、ただ聞くだけでない授業が良かった」などの声が聞かれました。

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