国際文化学科の授業 教員による授業紹介 No. 10 「観光文化ゼミB」〜加藤ゼミの2年間〜

国際文化学科では、3・4年次の2年間、自分の所属するコースで開設されている専門ゼミで勉強します。この3月に卒業する4年生がゼミでどのような2年間を送ったか、写真とともに紹介します。

3年前期

4月、加藤ゼミは9人のメンバーでスタートしました。まずはお互いを知るための親睦ランチ会を開きました。個性豊かなメンバーが揃い、これからの2年間が楽しみです。

このゼミがテーマとするのは、スペイン、ポルトガル、そしてスペイン語圏を中心とする中南米の国々の歴史や文化です。3年前期には、各自が興味ある地域の文化・観光資源などをテーマに選んで、プレゼンテーションをします。スペインの食事・お酒、フラメンコ、言語、宗教、建築、美容とファッション、マヤ文明など、さまざまなテーマが選ばれました。

プレゼンテーションには、必ずレジュメとパワーポイントを用意して臨みます。時には試食・試飲やフラメンコのパフォーマンスもあり、和気あいあいとした雰囲気です。学期の最後には発表したテーマをレポートにまとめ、提出します。

3年後期

ゼミでりんどう祭に参加し、模擬店でナチョスとドリンクを販売しました。それぞれの得意分野を活かして準備をし、当日を迎えました。メンバーたちの思いがけない一面も発見でき、売上も好調で、ゼミの結束が一気に強まりました。

4年前期

各自でツアープランを作り、プレゼンテーションをしました。1週間から10日程度のテーマ性のあるツアーで、飛行機やホテルなど実際に予約するときのように値段を調べ、パンフレットとパワーポイントを作成します。なかなかの力作が出そろいました。

4年後期

12月17日のツアープラン合同発表会を目指して、全員で協力してツアープラン作成に取り組みました。ゼミ長を中心に行先、旅程を固めてから、分担を決めて少しずつ作り上げる作業です。後半はパンフレット班とパワーポイント班に分かれて、追い上げに必死でした。

  • 真剣に作業するパンフレット班
    真剣に作業するパンフレット班
  • 発表会前日。外は真っ暗です。
    発表会前日。外は真っ暗です。

講堂での発表は緊張しましたが、最後の講評でおほめの言葉をいただき、達成感を得ることができました。

  • 緊張した本番
    緊張した本番
  • やったー!
    やったー!

そして迎えたゼミ最終日、いつものように明るく反省会をして締めくくりました。その日が締切の8000字のゼミ論も全員無事に提出し、4月から始まる新生活を前に、最後の春休みを謳歌している加藤ゼミの9名です。

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