国際文化学科最後の卒業式・学位授与式が行われました

すでにホームページに掲載されていますように、3月16日に令和2年度の卒業式・学位授与式が、新型コロナウイルス感染症の感染拡大への配慮から、分散型で挙行されました。

代表者のみが参加した講堂での式典のあと、国際文化学科第25期の卒業生への学位授与式が2-309教室で行われました。全員マスクを着用し、密を避けて、広い教室に2人または3人おきの着席となりましたが、久しぶりに再会する友人・先生たちと卒業の喜びを分かち合うことができました。一人ずつ学位記を手渡すかわりに、卒業生105名全員の名前が呼ばれ、参加者は口頭ではなく、挙手で応えました。

引き続き、国際文化学科の教員全員から、温かく、ユーモアあふれるメッセージをいただきました。国際文化学科と共に28年間歩んできた臼井実稲子先生は、開学3年後の大学案内に記された国際文化学科の目指す教育目標が今でも日本社会に十分通用するものであり、卒業生として誇りをもって歩んでほしいとエールを送りました。

会場では入学式、基礎ゼミ合宿、茶道実習、合同発表会、インターンシップ、海外研修、6か月留学、専門ゼミの活動など思い出の詰まったスライドショーがエンドレスで流され、4年間を懐かしみました。

25期生の入学時から2年間学科主任を務められた鈴木眞先生にもメッセージを寄せていただきましたが、当日お伝えすることができませんでした。先生と皆さまにお詫びを申し上げ、ここに掲載させていただきます。

「国際文化学科のみなさん、おひさしぶりです。卒業おめでとうございます。大学最後の年、コロナのために思うように活動できなくて大変でしたね。でも、何とかなります。人生を楽しみましょう。さて、その人生ですが、

人生は泣いたり、笑ったり。
泣くときはシクシクと、4×9=36
笑うときはハハハッと、8×8=64
泣き笑いの人生、足してみればちゃんと100になります。
人生100年の時代ですから、64年間も笑って過ごせるということです。
みなさんには、あと80年もあります。
何があろうと自分を大切に、明るく前に進みましょう」

30分という限られた時間でしたが、国際文化学科らしい、温かく思い出深いひと時となりました。

卒業生のみなさん、国際文化学科を卒業したことを誇りに思い、明るい未来を切り開いていってください。心よりご卒業をお祝い申し上げます。

国際文化学科教員一同

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