2014年度 海外留学便り No. 4

みなさんこんにちは。ニュージーランド、オークランド大学附属語学学校に通っている黒川美和です。オークランドでの生活も半分が過ぎ、残された時間は3ヶ月となりました。素敵なホストファミリー、友達、先生方に恵まれ、今日までの日々を充実させることができたことを改めて実感しています。

今回私は、オークランドでの休日の出来事についてお話ししたいと思います。

みなさんはマオリをご存知ですか?マオリとはニュージーランドの先住民です。ニュージーランドは世界で最も若い国であり、1000年以上前に南太平洋のポリネシアからマオリの人々がカヌーでこの地に渡ってきたことにより歴史は始まりました。私はマオリの歴史についてとても興味があります。先日オークランド博物館へ行き、マオリの伝統的な建物や彫刻を見てきました。幸運にも、私の友人がお世話になっているホストファミリーの方がこの博物館で働いているため、展示物について詳しくお話を聞くことができました。更にこの博物館には日本の歴史についてのコーナーもあるので、より楽しむことができます。実際にマオリの方にもお会いすることもでき、印象深い1日となりました。

  • マオリの伝統的な彫刻
    マオリの伝統的な彫刻
  • マラエと呼ばれる集会所とマオリの女性
    マラエと呼ばれる集会所とマオリの女性

オークランド市内にはたくさんのカラフルなバスがあります。その中でもサメの形をした一際目立つバスをよく見かけます。このバスはケリータルトンズ・シーライフ水族館行きの無料シャトルバスです。この水族館はミッションベイというオークランドで最も有名な美しい海の目の前にあり、道中もバスの中からすばらしい景色を楽しむことができます。私も実際にこのバスに乗り水族館へ行きました。この水族館には世界で初めてのトンネル型水槽があり、天井を見上げてもサメやエイなどの魚を見ることができます。また、追加料金はかかってしまいますが、この水槽の中に入ることもできます。私は怖いのでやりませんでしたが…(笑) 魚が大好きな方にはおすすめです!!!

  • サメのシャトルバス
    サメのシャトルバス
  • 等身大のサメの口の中で
    等身大のサメの口の中で
  • トンネル型の水槽
    トンネル型の水槽

最近10才のホストシスターに「美和、日本に帰らないで。」とよく言われることがあります。オークランドでの生活が当たり前となった今、その言葉を聞くたび、3ヶ月後には日本に帰らなくてはならないという現実に直面し、寂しさを感じるときもあります。残りの時間をいかに有意義に過ごすことができるか否かは私次第だと思っています。1日たりとも無駄にすることのないよう、私らしく過ごしていきたいと思っています!

それでは、Ka kite ano! (マオリ語:また会う日まで、さようなら!)

国際文化学科 2年 黒川美和

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