3つのポイント

point
01

現代のニーズにこたえ、
子どもたちに寄り添う
感性豊かな保育者へ

現代社会の課題に対応するためには、子どもの安全や健康、医療に関する知識を深めるとともに、家庭や地域、さらには社会全体と連携して、子どもたちの成長を支えることが求められます。こうした現代のニーズにこたえられる学びを重視し、感性豊かで子どもたちに寄り添う保育者の育成を目指しています。

point
02

高い就職実績を下支えする
卒業生の実践スキル

開設から72年の伝統を誇る保育科は、これまで1万2千人以上の保育者を輩出してきました。100%の就職率はもちろん、卒業生が高い評価を得ているのは保育の実践力が信頼されているからです。実習や実技、演習など、どの科目も実践的な授業を展開し、日々の学びがそのまま即戦力につながるようカリキュラムが構築されています。

point
03

仲間や先輩たちと
卒業後もずっとつながる

保育科の卒業生はほぼ全員が保育者として就職します。全国の保育現場では多くの卒業生が活躍しており、なかでも園長、施設長、主任など、指導的立場の卒業生は、学生の実習や就職を支えてくれる頼もしい存在です。そのつながりは、保育科にとってかけがえのないものです。同じ夢を持つ仲間と励まし合い成長することで、卒業後も強い絆で結ばれます。

2年間の流れ

  • 2年間の学び
  • 2年間の学び
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2年間で全5回の教育実習・保育実習

KOMAJOでは、実りある実習に向けて細やかにサポート。事後学習では振り返りを通して課題や疑問を一つひとつ先生が取り上げ、解説しています。また、実習報告会ではそれぞれの経験を共有し次につなげるなど、学びと実践の連続性をたいせつにしています。

  • 2年間で全5回の教育実習・保育実習
  • 2年間で全5回の教育実習・保育実習
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カリキュラムへ

実習へ

KOMAJOの実践的な学び 〜education & support〜

1保育・教職実践演習(幼稚園)
現場に即した演習によって実践力・共同性を養う

2024年度は付属こまざわ幼稚園の子どもたちを招待し、「こまざワールド」というタイトルで光と空気をテーマにしたイベントを開催しました。子どもにとって「遊び」が持つ意義や目的を考えながら、保育者の援助や環境構成についての基礎知識と技術の向上を目指します。また、実際に保育現場で活躍している教員の講演会なども実施し、保育職の使命感や責任についても考えていきます。

保育・教職実践演習(幼稚園) 現場に即した演習によって実践力・共同性を養う

2子どもの健康と安全
保育における健康と安全を考える

保育所や幼稚園、認定こども園においては、子どもたち一人ひとりが健やかに過ごすための安全管理が欠かせません。この授業では、保健的な観点をふまえた保育環境や子どもの健康管理・安全管理について学修し、保育者として適切な対応や処置が実践できるように基礎的な知識や技術を修得します。

子どもの健康と安全 保育における健康と安全を考える

3医療保育(病児保育・病棟保育など)
保育にかかわる医療の知識と技術の修得

小児医療の進歩などにより、医療を必要とする子どもたちの数が増加しています。現代社会の保育・教育において、新たに施行された「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」により、保育者にも医療に関する知識や技術を学ぶことが求められるようになりました。 こうした時代のニーズにこたえるため、選択科目「現代保育実践の課題B」では、実際の医療保育の事例を取り上げた講義や、大学看護学部の実習室を活用した医療的ケアの模擬体験を通じて、小児医療に関する学びを深める授業を展開しています。

医療保育(病児保育・病棟保育など) 保育にかかわる医療の知識と技術の修得

Pickup科目

〈専門教育科目〉
保育学ゼミ

2年次では、乳幼児期の教育・保育や福祉の分野において、自分が興味・関心のあるテーマについて探究する活動に取り組みます。ゼミ教員の指導を受けながら、探究テーマについて調べたり、各教員が行うさまざまなフィールド活動に参加したりしながら見識を深め、1年間を通して、幼稚園教諭や保育士としての実践力や専門性を高めていきます。

〈専門教育科目〉
子どもと環境

KOMAJOは、東京ドーム4個分の敷地に豊かな自然環境が広がっています。授業では、机上で自然体験の重要性を学んだあと、外に出て、実際に自然に親しみながら、自然の豊かさに気づくことができます。虫や植物の観察、自然物を使った遊びなどを実践的に経験し、保育者としての実践力が高まるよう、学んでいきます。

〈専門教育科目〉
保育の心理学

保育実践を行うにあたって、人間がどのように発達するかを正しく理解することは不可欠です。「保育の心理学」では、子どもの知覚や認知、感情と社会性、言語や運動などの発達過程を発達心理学の理論に基づいて学び、子どもの主体的活動を支える保育方法や環境の意義について理解を深めていきます。

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COLUMN

実践力を高める実習施設

  • 八十周年館造形室
    八十周年館造形室
  • 小児保健実習室
    小児保健実習室
  • ピアノ練習室
    ピアノ練習室
  • 保育研究資料室
    保育研究資料室

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