授業紹介「陶芸デザインⅠ~Ⅲ」
2024/07/22
生活空間を彩る陶芸品を作る「陶芸デザインⅠ~Ⅲ」をご紹介します。
陶芸デザインⅠ~Ⅲではロクロ成形やタタラ技法などの習得と、粘土が制作、乾燥、焼成を経てどのように変化していくのかを理解することを目的とします。また、形を作るだけでなく、下絵付け、釉薬かけ、上絵転写などもしますので、陶芸の面白さを感じることができます。
陶芸デザインⅠ(対象学年:2年・前期)では、身近な食器でもある飯碗をロクロ成形で制作します。土練り、ロクロ成形、釉薬を掛ける作業などを基礎から体験し、普段の生活の中にある器がどのように制作、製造されているのかを学びます。
ロクロ成形
完成した食器
陶芸デザインⅡ(対象学年:2年・後期)では、板状にした粘土で形作る「タタラ技法」により花器制作を行います。粘土板の硬さにより適する形があるので、素材の特徴を理解し、デザインに反映する方法を学びます。
タタラ技法
完成した花器
陶芸デザインⅢ(対象学年:3年・前期)では、電動ロクロによるカップ&ソーサーの制作を行います。用途や機能性を考えデザインしたものを自ら制作することにより、身近な器の中にあるデザインの意図や制作工程、素材の特徴を学んでいきます。
デザイン研究の様子
完成したカップ&ソーサー
8月7日~10月13日に開催する「2024プレゼンフェスタ」で在学生が制作した陶芸作品を展示します。高校生の皆さん、ぜひ見に来てください。