呼吸機能障害のある患者さんへの看護の演習
2026/09/03
皆さんこんにちは。
成人看護学慢性領域とは、主に18歳以上~64歳までの年代の方が長く付き合っていく病気や障害とともに自分らしく生活できるように支える看護を学ぶ領域です。
3年生前期の授業「呼吸機能障害のある患者さんへの看護」の演習では、慢性疾患を抱える患者さんへの看護について学んでいます。
今回は、その中でも生命維持に欠かせない「吸引」の演習をご紹介いたします。
気管内に直接チューブを通している患者さんは、痰の量が多く、臨床現場では頻回に行われる、生命を維持するために不可欠な技術です。しかし、気管内は決して菌を入れてはならない清潔な領域であるため、吸引は「無菌操作」で行うことが厳守されます。そのため、実施にあたっては重大な責任と緊張感が伴います。
演習では、デモンストレーションを真剣に確認した後、学生たちはモデル人形「Qちゃん」を用いて慎重に吸引を行いました。初めて行う無菌的な操作に、教室には、強い緊張感が漂っていました。
時には、操作の途中で吸引チューブが不潔になってしまう場面もありました。しかし、その瞬間、周囲のメンバーや教員から「今、不潔になったよ」と伝えられ、その場で修正し、なぜ不潔になったのかを学ぶことができました。
この「その場での気づきと修正」こそが、確実な技術習得への大切な一歩となります。
現在、吸引は、病院内だけでなく、在宅でご家族が行っていることも珍しくありません。私たち看護師は、自身の看護技術の確実性を高めるだけでなく、患者さんやそのご家族を「指導、支援する」という役割も担っています。その指導の基盤となるのは、私たち自身の確固たる技術と、それを裏付ける知識、そして生命を守るという強い意志です。
駒沢女子大学では、このように臨床現場の本番さながらの環境で、確実な看護技術を習得するための、熱意ある演習を行っています。 生命を守る、その瞬間の技術。あなたもここコマ女で、私たちと一緒に、確実な看護技術を学習しませんか?
文責:鎌田真規子




