今年も、ACジャパンCM学生賞奨励賞を受賞しました!
2015/04/10
グランプリは、M美大でした。悔しいけれど、やっぱりすごい。つぎは奨励賞以上を狙います。当然。
第11回ACジャパンCM学生賞は、全国26校から156作品の応募があり、その中から能條さん、金子さん、木村さん、斎木さんの『きっかけはそこにある。』が奨励賞を受賞しました。その授賞式が、3月26日、電通本社ビルにある汐留電通ホールで行われました。
メディア表現学科の1年次の科目「情報デザインリテラシー」では、毎年映像制作のリテラシーとして「ACジャパンCM学生賞」に応募する作品を制作しています。単に制作技術を磨くのではなく、問題提起(企画)からストーリー、撮影、編集(構成)にいたるまでの一連のワークフローを、チームワークを通して学修します。
授業ではアイデアをストーリーにするまでの過程を重視し、ブレーンストーミングやディスカッションを多く取り入れています。出演者や制作スタッフは同じ科目を履修している仲間でもあるので、スケジュール管理もしやすく、地域の撮影場所の許可申請なども自発的にできるようになり、行動力も自然に養われます。こうした、すべてのクリエイティブな活動に求められる実践力を1年次に身につけます。
30秒、長いようでとても短い時間の中に問題提起から思いを伝えるまでのストーリーを、しかも説明文ではなく演出された作品に仕上げることは1年生ではとてもたいへんな作業です。受賞作は、入学したての学生を等身大に描いたストーリーで、誰もが感じるもどかしさを表現したところがポイントです。
ACジャパンCM学生賞奨励賞受賞作品『きっかけはそこにある。』
奨励賞を受賞して
- 奨励賞を受賞できたことをたいへん嬉しく思っています。作品を作るに当たって、カメラのピントが合わなかったり、うまく声と映像とのタイミングが合わなかったりと、さまざまな問題に直面しました。しかし、制作メンバーと意見を交わし、個人個人の発想や能力を生かし、作品を作り上げ、その作品が認められるというとてもいい経験ができました。今後も私たちが伝えたいメッセージをいろいろな人たちに伝えていけるような作品を作り、もっと上の賞を受賞できるようがんばります。(能條莉緒)
- 私たちの班の作品が賞を取れるとは思っていなかったので、聞いたときは驚きました。奨励賞をいただいて嬉しく思いましたが、実感がなかなか湧きませんでした。今回のように、賞を取って表彰式に出るというのは滅多にないことなので、貴重な体験ができて良かったです。ほかの受賞作品を見ていて、考えさせられるものやおもしろかったものがあり、こういう表現の仕方もあるのだなと勉強になりました。今回の作品づくりで勉強になったことを、今後の作品に生かしていけたらなと思います。(金子阿佐美)
- 奨励賞をいただいたと連絡を受けたときはとても驚きました。数ある作品の中から私たちの制作したものが選ばれたことをうれしく思います。表彰式でほかの作品を見ることはとても参考になりました。こういう経験はなかなかできないため、貴重な体験ができたと感じています。自分の考えを押し付けずに、見る人に作品のテーマやストーリーをわかりやすく伝えることなど、学ぶことがとても多かったです。今回学んだことを生かし、今後の制作活動をより良いものにしていきたいと思います。(斎木綾香)
受賞こそなりませんでしたが、昨年も秀作ぞろいでした。応募した作品のすべてをお見せいたします。みなさんが審査員になったつもりでご覧ください。
見るべきは相手の瞳
気にしてますか?
何気ない行動
わたしも
ひとりじゃないよ
見直そうよ、道路状況
いただきます。