リレーコラム「私の4年間」 / 「仲間のたいせつさ」 近藤梨花

  • 「仲間のたいせつさ」 近藤梨花

3年次のゼミで作ったタウン情報誌、私はどのようにしてこれを完成させることができたのでしょうか。パソコンなどのツールはもちろんですが、いちばん必要だったもの、それは仲間との協力でした。

この学科では、パソコンを基本に映像制作、広告デザイン、出版編集など、いろいろなことを学ぶことができます。ワードやエクセル、イラストレーターやフォトショップをはじめ、編集機材やカメラの扱い方など、映像に関するたくさんの知識や技術が身につきます。私もこの大学で新しいことをたくさん身につけることができました。そして、それ以上にたいせつなことも見つけることができました。

それは仲間です。仲間とはなんでしょうか。仲間とは、目的に向かって達成する過程をともに歩むパートナーです。その目的とは、たとえば大学ではサークル活動や授業での共同制作だったり、仕事ではそれがプロジェクトであったり、さまざまです。

このタウン情報誌は私ひとりで作ったわけではありません。仲間とともに作り上げました。アイデア出しからはじまり、意見交換があり、そして制作に取りかかっていきました。作っていく過程で意見の食い違いもありました。しかしそれはこの作品をいいものに仕上げるビタミン剤であり、そしてなにより自分自身のアイデアを成長させる貴重な時間でした。チームでの話し合いでむだな時間はなく、趣味のことなど雑談もありましたが、チームのいい雰囲気づくり、作品の向上につながりました。

こうしたなかで、私は、強くつながった仲間との付き合いが自分のアイデアを成長させるとういうことを学びました。大学の4年間は社会に出る準備でもあるのだなと思います。

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