鎌倉文学散歩に出かけました。(古典文学ゼミ)

日本文化学科 三田 誠司

6月20日土曜日、晴れ。

この日は、通常の授業1回分の代わりに学外で研修を行う「正課学外活動」として、「古典文学演習Ⅰ」を履修している16名のゼミ生とともに鎌倉へ出かけました。古典文学にゆかりの深い土地を訪れて、見聞を広めるのが第一の目的です。加えて、ゼミ生同士の親睦を深めることももう一つの目的。演習では各自の発表と質疑応答がメインになりますが、互いに遠慮しあっていては良い質問もできないからです。

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梅雨時でしたが、当日はよい天気に恵まれました。北鎌倉駅に集合した後、まずは円覚寺を拝観。ちょうど紫陽花の美しい季節ですから、観光客でにぎわっています。その紫陽花で著名な名月院は近づくことすら出来ないほどの行列でした。その行列を横目に、次に訪れたのは建長寺。日差しは強いのですが、風が涼しく、お庭を拝観しながら一休みしました。

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『金槐和歌集』で有名な鎌倉三代将軍源実朝の最期の地となった鶴岡八幡宮に参拝してから、各グループに分かれて思い思いに昼食をとりました。鎌倉駅で再集合し、何を食べたか聞いてみると、皆「しらす丼」。かく言う私も「しらす丼」。美味でありました。

午後は、銭洗い弁財天、鎌倉大仏、長谷寺をめぐり、午後5時に鎌倉駅で解散。どこも観光客が多すぎて、しみじみと往時をしのぶというわけには行きませんでしたが、ゼミの親睦という目的は十分に果たされ、充実した研修になりました。

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