文学散歩に行ってきました(古典文学演習Ⅳ)

11月5日、土曜日。深大寺から武蔵国分寺跡へと文学散歩に出かけました。この辺りは大学からも近く、観光スポットとしても有名ですが、灯台下暗し、学生は誰も行ったことがないとのこと。午前10時30分に調布駅に集合し、徒歩で深大寺へ。折しも七五三で着飾った子供たちの可愛らしい姿が見える中、特別拝観中の本堂を拝見し、その後、門前のお蕎麦屋さんで深大寺そばをいただきました。

  • 紅葉には少し早い深大寺にて
    紅葉には少し早い深大寺にて

午後はバスに乗って三鷹方面へ。途中で下車して太宰治と森鴎外のお墓のある禅林寺を拝観。三鷹駅からJR中央線で西国分寺へ移動し、ここから徒歩で武蔵国分寺界隈へ。国分寺の万葉植物園や、お鷹の道にある武蔵国分寺跡資料館では国分寺跡から出土した文字の書かれた瓦などを見学し、古代の息吹に触れました。お鷹の道沿いに真姿の池まで歩き、その後広々とした国分寺跡、武蔵野線のガードをくぐって国分尼寺跡、旧鎌倉街道跡の切り通しを抜けて、西国分寺駅にもどって解散。午後4時でした。

  • 武蔵国分寺跡近くの真姿の池(湧水)
    武蔵国分寺跡近くの真姿の池(湧水)

終日好天に恵まれ、気持ちのよい文学散歩となりました。4年生にとっては、最後の学外活動になります。そして、いよいよ卒業論文の追い込み時期です。充実した4年間の締めくくりとなりますように。
(古典文学演習Ⅳ担当教員 三田 誠司)

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