三田ゼミ紹介

皆さんこんにちは!日本文化学科4年生の尾留川菜都美(びるがわなつみ)です。私は、日本の文学作品の中でも「古典」の魅力にハマり、専門的に研究していきたいと考えて、「古典文学演習」のゼミを選択しました。今日は私の所属する三田ゼミの内側をほんの少しだけ、ご紹介します。

私たちは現在、三田誠司先生のもとで『万葉集』と『古事記』を中心に作品を読み解いています。まず、3年次は『万葉集』中から一首を選び、古典文学作品の研究方法をじっくりと学びます。資料の集め方、読み方、まとめ方をここで丁寧に習得していきます。4年次では、自ら研究のテーマを見つけ調査をしていきます。

三田ゼミでは、毎週2人ずつそれぞれの調査内容を発表します。そしてみんなで発表者に質問をし、意見交換をしています。自由に感想を述べて、気になったところを遠慮なく聞く。このゼミでは、こうした会話をとても大切にしています。

三田先生はいつも私たちにこうおっしゃっています。

「皆さんの何気ない日常の一コマが、思わぬ発見につながるかもしれません」と。

それは、大学の友人たちとの会話からであるかもしれません。あるいは、何気なく付けたテレビ番組の内容からであるかもしれません。そんな普通の出来事の中に、古の謎を解くカギがあるかもしれないだなんて、なんだかわくわくしませんか?

『万葉集』も『古事記』も、古くから連綿と受け継がれてきた作品たちです。この古典文学作品を私たちの生活に結び付けるような新しい「古典」の楽しみ方があることを、ぜひ、皆さんに知ってもらいたいです!

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