インターンシップ2016年夏 ~実務を通じた進路選択へのアプローチ~ 「国内インターンシップⅠ」 「国内インターンシップⅡ」
2016/11/01
今年度の夏季インターンシップは、「ホテル業実務」、「旅行業実務」、「ホスピタリティ実務」、「広告・出版業実務」の4つのカテゴリーで実施されました。実習先は首都圏のホテル、旅行会社、証券会社、ブライダル、市役所、地方のリゾートホテル、広告・出版会社で、様々な業種の職業体験を行いました。
参加学生数は20名で、内訳は「ホテル業実務」が7名、「ホスピタリティ実務」が7名、「旅行業実務」が5名、「広告・出版業実務」が1名でした。ホテルは、京王プラザホテル、帝国ホテル、ホテルモリノ新百合丘などにご協力いただき、旅行会社は、JTBコーポレートセールスに加え、京王観光での研修を行いました。「ホスピタリティ実務」は、野村證券、箱根富士屋ホテルなどのリゾートホテル、ブライダル関連企業や地方自治体など、多岐に亘る職場で実施することができました。広告・出版会社は、読売エージェンシーにご協力いただきました。
稲城市役所経済観光課での業務風景
JTBコーポレートセールスでの業務風景
事前に「企業文化研究A(旧:旅行業概論)」、「企業文化研究B(旧:ホテル業概論)」、「ホスピタリティ概論」、「企業文化研究D(旧:広告・出版業概論)」を受講してそれぞれの業務の基礎を学び、面接による選考を経て、マナーセミナーや関連オリエンテーションを受けました。
ブライダルプロデュースで担当支配人と
京王プラザホテル(多摩)で担当教員と
実習は8月上旬から9月下旬にかけて行われました。この夏は厳しい暑さに加え雨も多く、その中での初めての体験に緊張し、担当教員が挨拶を兼ねて巡回訪問すると多くの実習生がホッとした表情を見せていました。しかし、次第に仕事にも慣れて職場のスタッフともコミュニケーションが深まり、全員無事実習を終了することができました。実習先の職種や職務により期間や時期の違いが生じましたが、仕事の厳しさや人間関係の大切さを身をもって知ることができただけでなく、社会人として巣立つための貴重な体験をすることができ、それぞれが自信を持つことにつながったようです。
箱根富士屋ホテルで接客研修
読売エージェンシーの担当部長と一緒に
実習生の声
- 業務が忙しくても窓口にいる市民には気持良く対応する職員の方々を見て、常に高い意識を持ち、業務に励んでいるということを感じました。私のインターンシップでの目標は、率先して行動し、色んなものを吸収することでしたが、達成できたと感じています。今回の経験を就職活動に生かしたいです。
Aさん (稲城市役所) - 今回のインターンシップは、「仕事とは何か」「社会に出るということは何か」ということを考える貴重な機会になりました。特にコーポレートセールスのオフィスに入れて頂き、実際に働く方々と同じ机に向かって仕事をしたことが感慨深く、働く大人の姿を間近で見ることが出来て、社会に出る実感が湧きました。
Bさん (JTBコーポレートセールス) - 実習で学んだのは、思いやりや気遣いが大切であるということです。スタッフ同士がお互いを思いやり、気遣うことで、初めてお客様に最高のサービスを提供できることを知りました。そしてお客様の一歩先を見るサービスをすることの難しさも肌で実感することが出来ました。今回学んだことを今後色々な場面で生かしていきたいと思います。
Cさん (箱根富士屋ホテル)
実習先担当者の評価
- 研修では、座学・施設見学を通じて公務員や役所の全体像を把握され、実務体験においても積極的な姿勢で取り組まれていました。発言力もあり、おかげで研修生全体の土気も一段と上がったと思います。今後も色んなことに積極的に取り組まれ、ご自身の夢や目標を達成されますよう、祈念いたします。
D氏 (地方自治体の実習担当者) - 最初は緊張から、笑顔もありませんでしたが、徐々に慣れてきて、明るく笑顔で仕事に臨んでくれました。真面目な性格で、一生懸命頑張ってくれました。スタッフからの評判も良く、コミュニケーション能力があると思います。帝国ホテルの経験を少しでも生かして頂けたら幸いです。
E氏 (ホテルの実習担当者) - 今回のインターンシップで学んだ経済の知識や情報を習得することで、さらなるレベルアップが図れると思います。自身の弱点を客観的に把握することもできました。自ら課題を見つけ、学生生活の中で克服していけば、これもレベルアップに繋がり、将来自らが望むステージでの活躍が期待できます。
F氏 (証券会社の実習担当者)