2016年 国際協力実習 ~日本で学んだこと~

本年度の国際協力実習は、タイで研修を行う予定でしたが、急遽国内研修に変更となり、8月31日に外務省と日本ASEANセンターを訪問しました。

午前中に訪問した外務省では、南部アジア部南東アジア第一課の大森司先生から、タイ事情や外務省での仕事についてお話を伺いました。大森先生は、タイ語の専門家で、タイの大使館にも長く勤務されています。

タイや日タイ関係について簡単な説明を受けた後、大森先生から課題が出されました。「皆さんが外務省でタイを担当しているとして、日タイ首脳会談の議題にどのような項目をあげますか?」学生は、突然の課題に緊張しながらも、経済・貿易促進、テロや安全保障、王室・皇室をはじめとする二国間の交流などをあげて、合格点をいただきました。その後、タイに限らず、様々な分野についての質問に丁寧に答えていただき、外交の舞台裏を垣間見ることができました。

  • タイの専門家の大森先生からお話を伺う
    タイの専門家の大森先生からお話を伺う

研修当日、外務省の周りには、日本の国旗と緑色の国旗が掲げられており、外国の要人を日本が招いたときに、歓迎の意を表して掲揚するのだと教えてもらいました。皆さんはどの国の国旗かわかりますか?

  • どこの国旗かわかりますか?
    どこの国旗かわかりますか?
  • 外務省の食堂でランチ
    外務省の食堂でランチ

午後は、御成門にある日本ASEANセンターを訪問し、同センターの活動概要やASEAN各国について紹介していただきました。アジアの雑貨や旅行案内、各国の情報など様々なリソースが置いてあり、外国に出かけた気分になりました。

  • 日本ASEANセンターにて
    日本ASEANセンターにて

学生の感想をいくつかご紹介します。

  • 研修の最後に記念撮影
    研修の最後に記念撮影

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