案山子づくりで地域貢献 ~by国際文化学科学生有志~
2016/11/11
稲城市にある老人福祉施設「いなぎ苑」から案山子制作の依頼があったのは、9月半ば、平成30年度に新設が予定されている看護学部の実習に協力をお願いするために伺った折のことでした。
インターネットで作り方を検索し、教職員から古着を提供してもらい、国際文化学科の学生有志が制作にあたりました。竹組みに肉付けするのに苦心した結果、写真の3体が完成。思わず喜びの記念写真を撮りました。
いなぎ苑にお届けしたところ、入所の方々から早速、「かかしだ!」の声があがり、懐かしい風景を思い浮かべて頂けたようでした。「お年寄りに季節を感じていただきたい」とのいなぎ苑・永田施設長の思いに、些かながら沿うことのできる体験となりました。
以下は制作にあたった学生の感想です。
- 今まで案山子を作る機会はまったくありませんでした。そのため、制作途中戸惑うことも多かったのですが、三体の案山子を完成することができ、良い経験になりました。(N.A.さん)
- 私の田舎では案山子は身近にたくさんあるのですが、今回つくる工程を初めて知りました。お年寄りにも喜んでいただけ、貴重な経験をさせていただきました。(K.H.さん)
国際文化学科 臼井 実稲子