臨床心理士資格審査(一次)模擬試験が開催されました

2016年5月8日(日)、本大学院臨床心理学専攻の修了生および在学生の希望者を対象に、臨床心理士資格審査のための一次模擬試験を開催しました。参加者のみなさんには、なるべく本番に近い形で、100問からなるマークシート方式の問題と、論文の記述問題に挑戦していただきました。

二時間半という時間のなかで100問という数多くの問題に答えていくという過酷(?)な試験ですが、実際に体験してみることで出題形式にも慣れることができ、また、時間配分を感覚的につかむことができたのではないかと思います。マークシートに百個の黒丸をつける作業も、試験が終わる頃にはずいぶん慣れてきたのではないでしょうか(正解であればなお良いのですが)。

今回の模擬試験には、本学学部生(心理学科)も数名が果敢に挑戦してくれました。まだまだ基礎的な知識を学んでいる段階ですから、ハードルは高く感じられたかもしれません。それでも、どんどん挑戦していくことで、越えられそうもなかったものが越えられるようになるという体験につなげていって欲しいと思います。

今秋の本試験を受ける修了生のみなさんには、模擬試験の経験を活かしながら、残りの半年で着実に力を伸ばし、臨床心理士の一員として心理臨床の世界で大いに活躍していただきたいと願っています。

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