心理の学びのひろがり~人や出来事とのかかわりを通して~
2019/11/29
いなぎ市民まつり〈ものづくりイベント〉でのボランティア体験
駒沢女子大学のキャンパスは東京の稲城市にあります。同市では毎年10月下旬に市民の方々が中心となって企画・運営する「いなぎ市民まつり」が開催されます。本学学生はこのお祭りにボランティアとして毎年参加させていただき、地元の方々との親睦を深めています。
今年の「いなぎ市民まつり」は10月26日(土)、27日(日)に開催されました。本学学生は稲城市商工会工業部会が主催する「ものづくりイベント」にボランティアとして参加しました。このお祭りは、稲城市の一大イベントですので、当日の「ものづくりイベント」には市外の小学生や幼稚園生の参加もあってとても盛況でした。
本学では4月から企画立案を開始し、学生が中心となって「ものづくりイベント」のチラシ製作も行いました。製作したチラシは、稲城市内の全小学校に配布されました。
学生たちが考えたメッセージボードやミニ黒板のパーツは市内の工場でステンレスのキットとして作られました。
学生自ら子供たちに注意点を説明し、また、ネジ締めや型通りに切るといった子どもたちだけでは難しい作業を手伝ったりしながら、交流を深めました。
子どもたちの中には手際よく作る子もいれば、悪戦苦闘している子もいました。
ボランティア活動終了後、商工会の方々に、「学生の方々がいなければ、この事業は成り立たなかった。」と言って頂けたことがとても嬉しかったです。
学生たちにとって、子どもたちを手伝ったり、見守ったりする活動は、普段の大学の授業だけでは体験できない貴重な学びの場でもあったと思います。
参加した子供たちの感想(一部)
- なしのすけ(※)メッセージボードを作るのが楽しかったです。大学生のお姉さんに教えてもらえてうれしかったです。
- 難しかったけれど、楽しかったです。お姉さんたちがやさしく教えてくれたので上手にできました。
参加した学生の感想
- 最初はイベントを成功させることができるかが不安でしたが、時間がたつにつれ、自然とそれもなくなり、来ていただいた方々と同じように楽しむことができました。また、ものづくりを終えた子どもたちとコミュニケーションをとったり、遊んだりすることができたことがとても楽しかったです。このような貴重な体験で得たことを今後の活動に活かしていきたいと思います。(心理学類 2年 K)
- アルバイト以外では中々社会で働く方とお会いしてお話する機会もないですし、子供達が作り上げるものに関われたこともとても誇らしいです。今回は貴重な体験ができ、素晴らしい活動に参加できたと思っています。(心理学類 2年 T)