心理学科のオープンキャンパス先取り情報! ~体験授業の予告編 その⑥~

皆さん、こんにちは!第6回のオープンキャンパスが目前に迫ってます。開催日の8月8日(土)は、暦の上では早くも立秋…。そうです、“残暑”な季節なのです。えっ、もう残暑?なのですがっ!夏休みはまだまだ「これからが本番だ」ってことで、心理学科はエネルギー全開、今回の体験授業は、午前と午後で別テーマの2本立てです!午前の部は「認知・発達心理学」、午後の部は「〈支える-支えられる〉関係について考える」がテーマになっていますよ。う~ん、どっちに行こうか悩んじゃいますね。ご担当の丸山 慎先生と藤城有美子先生からそれぞれ“予告編”が届きましたので、さっそく紹介いたします。これを読んで、当日の予定をじっくり考えてみてはどうでしょう?ぜひ当日は会場までお越しくださいね!

【午前の部】「面白すぎる「こころ」のカガクを身近に感じよう!
~~その①『こころ』に形を与える編~~

心理学科 丸山 慎

「こころ」って、目には見えないし、触ることもできない。なのに、色々な気分を運んできますよね。楽しかったり、嬉しかったり、考えさせられたり、そしてときには悩ませてくれたり…。そう、「こころ」って何処にあるかははっきりしないのに、それでいて私たちのなかに確かに存在している感じだけはあるんですよね…。

そんなフワッとした「こころ」を探求する心理学とは、一体どんな学問なのでしょうか。そもそも心理学者たちは、どのようにして私たちの「こころ」を取り出そうとしてきたのでしょうか。そこには目には見えないものを扱うからこその、「なーるほどっ!!」という工夫があるのです。

今回の体験授業では、「こころ」を科学的に理解するための方法について一緒に考えてみたいと思います。実際に心理学の実験で使用する装置を使ってデモンストレーションをし、「こころに“形”を与える」ことの面白さを実感していただきたいと思っています。「私が思う、感じる、考える」とはどんなことなのかを新鮮な眼で見つめ直す、そんな機会にしていただければと思います。

  • 丸山 慎先生

【午後の部】「支える―支えられる」 関係について考える

心理学科 藤城 有美子

私たちは日々の生活の中で、人を支えたり、人に支えられたりして生きています。この体験授業では、2つの簡単なワークを通して、人を支える体験、支えられる体験とはどのようなものかについて、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

最初に体験してみるのは、2人1組で行うワークです。支える側のかたには、どうすれば相手をうまく支えられるか、そのとき相手はどう感じているか、自分は相手をどこまで支えられるかについて、考えてみていただきます。また、支えられる側のかたにも、その場で考えてみていただきたいことがあります。どうすれば相手にうまく支えてもらえるか、相手をどこまで信頼するか、という問題です。次に体験していただくのも、2人1組のワークです。このワークでは、人を援助する際の配慮や思いやりと、過保護・過干渉との違いについて、考えてみていただきたいと思います。

それぞれのワークで何をするかは、当日のお楽しみ。これらのワークを通して、心理臨床における望ましい「援助関係」のあり方について、垣間見ていただければ幸いです。

  • 藤城 有美子先生

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