011:コマジョリノベ2015「二人の暮らす部屋」完成!その1
2015/11/13
3年生前期のインテリアデザインスタジオ、建築デザインスタジオ合同で取り組んだ、産学連携課題コマジョリノベ2015「二人の暮らす部屋」2つの物件が完成しました。今回は京王線稲城駅近くの物件Aタイプを、デザインが採用された牧野さんがご紹介します!作品タイトルは「何気ない日常を大切にしたい人に」です。
玄関から見た室内は解放感がある!
ただいま!夕飯なに?と聞こえてきそう
ご飯のあとはバーにも変身!!
もちろんリビングでくつろぐのも♪
仕事をするときは集中できる~~
ウッドデッキへ続く寝室は落ち着く配色
二部屋をつなぐガラスブロックは重要
小さな明かりが温もりを演出してる!
マスキングテープでメッセージ??
照明に小鳥がいたり、遊び心も♪
いかがでしたか?牧野さんの提案した部屋は、学生をはじめ学内外の関係者に内覧された後に、現在は賃貸物件として実際に公開されています。今後は実際に住まわれる方や物件のオーナー様のご感想などもぜひ伺ってみたいですね。次回は新百合ヶ丘駅近くに完成した物件Bタイプをご紹介します。
(佐藤勉)
今回は、株式会社東都様との連携の元に、賃貸物件をリノベーションさせて頂ける機会を与えていただきました。私のコンセプトは、新婚夫婦が日々の暮らしの中で、小さな幸せを感じて過ごすことのできる暖かい空間を作ることでした。そのため、視線を交わす機会が増えるような家具の配置をし、仕切りには観葉植物やガラスブロックを使うことで、お互いの存在を断ち切らないよう設計しました。
実際に完成した部屋は、デザイン通りの暖かみを感じることができました。昼間は寝室に射し込む陽がガラスブロックで拡散されることで部屋全体が明るくなり、夜は間接照明の小さな明かりがいくつもあることで、落ち着く印象を与えてくれていました。
ここまで半年以上もの時間をかけ、デザインを形にして下さった企業の皆さんと、このような機会を作って下さった先生方に感謝しています。
そして、このような経験を通して、一つの空間を完成させるには、たくさんの時間と労力と知識、そして理想と予算の間でいかに良いものにしていくか、ということを学べました。社会人になった時にも、この経験が生かせるようにしていきたいと思います。
(3年 牧野 結)