コマジョリノベ2016「学生寮キッチンルーム」完成!その1:男性フロア
2016/11/08
住空間デザイン学科3年生のインテリアデザインスタジオ/建築デザインスタジオ合同で取り組んだ産学連携課題「コマジョリノベ2016 -学生寮キッチンルーム計画-」が無事完成し、女性フロアと男性フロアの各1ルームをリノベーションしました。提案から打合せ、施工、完成までを、男性フロアの提案が採用された高橋怜奈さんへのインタビューとともにお届けします。
その1:男性フロア「きっかけを囲む」高橋怜奈さん
Q1「きっかけを囲む」はどんなコンセプトですか?
キッチンを利用する人たちが、このキッチンがきかっけで友達ができたり、交流ができる場をつくるというコンセプトです。
Q2こだわったポイントを教えてください。
六角形のテーブルと照明です。
六角形のテーブルは、角があるので相手と自分のスペースを確保し、程よい距離感ができ、交流に繋がるといいなと思いました。テーブルの高さも2種類で、男性用に少し高く作り、立食や調理の際に使用しやすい高さにしました。組み合わせ自由なので、パーティー形式にしたり、分離して使ったりと、使い勝手が良いテーブルを選びました。リノベーション前の空間が暗かったので明るくしたいと思い、照明の数を増やし、アクセントになるような照明を選びました。
Q3設計や施工に関わる企業の方々との打ち合わせや具体的な内装材・家具選びなどを経験してどうでしたか?
初めての体験だったので、とても新鮮でした。打ち合わせやサンプル選び、図面の確認など、学生では体験できないようなことにも携わることができました。様々な人たちが関わって一つの空間が出来上がるということを体感し、勉強になりました。
Q4壁の装飾をオリジナルで制作しましたが、工夫したことや大変だったことは?
実際に作った額縁を現場で並べてみると違和感があったのでその場で変えたり、その空間になじむような装飾や構成を考えました。額縁は100円ショップの材料で作ったので、格好良く仕上がるように自分で塗装しました。
Q5完成したキッチンルームを見た感想は?
鳥肌が立つぐらい嬉しかったです。当初考えていた案よりさらに素敵に仕上がっていて、形として目の前にあって感動しました。
Q6最後にメッセージをお願いします!
このキッチンがここで暮らす男子寮生さんたちに愛され、気に入っていただけたらとても嬉しいです。キッチンルームをつくるうえで、共立メンテナンスさんや寮長さん、家具・施工業者さん、大学の先生方、友達にご指導・ご協力していただき、ここまでできました。本当に感謝しています。ありがとうございました。