005: りんどう祭2013の学科作品展示を演出しました
2013/11/14
恒例の学科作品展がりんどう祭にて開催されました。3年生の前期授業「空間演出A」の投票で選ばれた村上友里さんの提案を元に、学生の手によって「インテリアプロダクト実習室」を家具と陶芸作品の展示空間に作り替えました。天候にはあまり恵まれなかった今年のりんどう祭でしたが、2日間あわせて400名以上の方々に、学生の日頃の成果をご覧いただくことができました。以下は村上さんの感想です。
私は3年前の高校生の時にりんどう祭の作品展示を見に来ました。その時に「作品に触っていいのかわからない」「壊さないように慎重にならなければ」と感じました。そこで私の展示空間作品のタイトルを「Touch Me!」として提案しました。来場の方々に作品に気遣うことなく、思う存分見て触れていただきたかったからです。りんどう祭が終わった後に写真を見ると、多くの方々が私達の椅子に座り、楽しそうな表情をしていました。私の願いが叶って作品のコンセプトが伝わったことがわかり、本当に嬉しかったです。
これは展示の準備や設営を支えてくれたクラスメートのおかげです。今年のりんどう祭では所属しているラクロス部の模擬店の責任者でもあり、展示準備との両立は厳しいものでした。そのような状況を察した多くの友人が、展示作業を快く手伝ってくれました。私にとっては今までで最も大変な学園祭でしたが、その分まわりの人達の大切さに気付くことができました。感謝せずにいられないのに、逆にみんなから「今までで一番楽しい学園祭だった。ありがとう!」と言われた時には涙が出ました。(3年 村上 友里)