002: 新百合ケ丘まちづくりシンポジウムが開催されました。
2013/07/24
6月21日付学科の窓「NEWS」でお知らせしましたように、7月13日(土)新百合ケ丘駅前の麻生市民会館で「新百合ケ丘まちづくりシンポジウム」が開催されました。
このシンポジウムは、《しんゆり ー未来へー 新百合ケ丘をすてきなまちにしよう!》をテーマに川崎新都心街作り財団、NPO法人しんゆり・芸術のまちづくりの主催により開かれ、新百合ケ丘周辺の5大学(専修大学、昭和音楽大学、駒沢女子大学、日本映画大学、東京都市大学)によるそれぞれのまちづくりに関する取り組みの発表や、官学民による「しんゆりを素敵なまちにするには?」と題したシンポジウムなどで構成されています。
第1部では5つの大学からそれぞれの特徴を生かした取り組みが報告され、地元の野菜を使った新しい地産地消メニューの開発や映画祭による街おこし、楽器演奏による街頭コンサートやダンスパフォーマンスのイベント開催、しんゆりのペデストリアンデッキでのストリートファニチャーによる人々の利用実験やしんゆりポータルサイトの制作などについて発表されました。(※ちなみにこの利用実験には、空間造形学科の過去の「つどうかたち」が貸し出されました。)
駒沢女子大学は、空間造形学科4年の土田仁紀さんがインテリアプロダクトの授業で取り組み、稲城市平尾団地に設置した「つどうかたち」について発表しました。
その後、新百合ケ丘タウンマネージメント研究会の委員長である東京都市大学の平本先生の基調講演と、市民や行政の担当者も交えたシンポジウムが行われ、様々な意見交換の結果、委員長により「個々の取り組みを統括的にマネージメントする役割やこのような市民や学生の継続的な取り組みが求められる」ことが発表され、3時間半にわたるシンポジウムは無事閉会しました。
(報告:空間造形学科・榎本文夫)
土田仁紀さんコメント
- 「 今回のシンポジウムでは、自分達がどんな取り組みをして、それが町にどう生かされているのかを皆に知ってもらえる良い機会になりました。
また、他校の学生がどんな活動をしているのかを知ることができ、とても刺激を受け、勉強にもなりました。
私たちも地域の方々とのつながりを深められるようなイベントをもっと企画していきたいと思いましたし、これからも駒沢女子大学の学生と地域が一緒になって街づくりを盛り上げていけたらいいと思いました。」