住空間デザイン学科作品展〜駒女mountain編〜
2014/11/10
2014年10月18・19日に行われたりんどう祭でインテリア実習室を住空間デザイン学科の2年生が展示空間を企画・設営しました。2年生の基礎ゼミで、一人一人デザインを考え、発表しクラスの投票の結果、神村ゼミの北村陽さんの案である”駒女mountain”に決定しました。
”駒女mountain”とは駒沢女子大学が自然環境豊かな山の上にあると言うことと、この学科での学習で積み上がる技術と成果の山をかけてコンセプトとしています。そしてその企画案をゼミの先生のご指導のもと9月の半ばから必要な材料と家具の配置を考え、また実行出来るかどうか実験しました。内装案がまとまらなかったり、実験が思い通りに行かなかったりと苦労もありました。班員と議論と試行錯誤を重ねた結果、椅子を積み上げて山を作り、紙テープで山中の実りの秋の情景を表現し、色紙で葉っぱや2年生の顔をした猿を作り、彩りをそえる内装を考えつきました。17日の準備日には2年生全員で班に分かれ設営することが出来ました。
当日は両日合わせて441人のお客様にご来場いただき、また展示空間についてお客様や先生方、先輩方にお褒めいただいて達成感を感じることが出来ました。
住空間デザイン学科2年
北村陽・大澤かすみ・佐藤柚紀・西勝紀子・藤井鮎子・松野綾果・夏芸純
展示計画に参加した2年生のコメント
- 住空間デザイン学科 2年 安田 葵
模型やデッサンでインテリアを考えたことはありましたが、実際のスケールで空間を演出するのは今回が初めての体験でした。学園祭実行委員のため当日の作業には参加できませんでしたが、すばらしい出来あがりに感動したのを覚えています。
私の担当はポスター制作で、準備期間中に取り組みました。1階は3年生によるデザインカフェ、2階は私たち2年が手掛けた駒女mountain。この異なるイメージをひとつに納めるのは苦労しましたがなんとか作ることができ良かったです。 - 住空間デザイン学科 2年 島田奈保子
今回のテーマは駒女mountainなので、山をイメージした装飾を取り付ける作業が一番大変でした。葉っぱは各自で作ってきたのでそれぞれ違った形が集まり面白かったです。私たちだけでなく1年生や3.4年生の作品も展示するので適当に扱ってはいけないという気持ちで作業しました。私たちなりの作品展示が出来たのではないかと思います。 - 住空間デザイン学科 2年 原萌子
私たちは駒女mountainというテーマのもと空間を作りあげました。私は学園祭実行委員会と重なり、あまり手伝うことができませんでした。当日に初めて完成した空間を見て純粋にすごいなと思いました。山に見立てたイスや、上からたくさん吊り下げられたツルがとてもインパクトがあり、面白い空間に仕上がっていました。