72名の新たな船出 —日本文化学科新入生を迎えて—

日本文化学科の新入生72名が期待と不安を胸に入学式を終えて、もうすぐひと月になろうとしています。それぞれの夢に向かって、大学生として新しい学びに挑戦する日々が続いているようです。ひょっとしたら朝の通勤ラッシュや夕方遅くまでの授業など、初めての大学生活にまだ慣れていない学生もいることでしょう。

そこで今月は早く新生活に慣れてもらうため、そして新しい友人との親睦を深めるために茶話会を開催しました。当日は3年生の先輩が進行役を司り、ユニークなふるさと紹介などをしながら、お茶とお菓子で楽しい時間を過ごしました。

  • 新入生オリエンテーションでの一コマ
    新入生オリエンテーションでの一コマ
  • 乾杯で始まった茶話会
    乾杯で始まった茶話会

私たち日本文化学科では、「なりたい自分になるための応援プロジェクト」を実施しています。これはひとりひとりが目標に向かって進んでいけるようになるまで、学科でサポートしていく取り組みです。個々人への支援体制を強化して4年後に社会に出て行く学生を応援しようと考えているのです。

中でも近年取り組んでいる一例に、授業の知的体系化という試みがあります。例えば「現代日本文化研究」という授業の場合、あくまでも研究対象は現代社会ですが、そこには、歴史的な背景や日本人の性向を理解する力、そして情報の読解力などが必須です。異なった科目の知識をひとつの教養として、どのように体系づけるか、各教科の担当者は今、授業間の連携を緊密に取りながら、学生一人ひとりの学力向上に努めています。

  • 熱心にカリキュラム説明を聞く新入生
    熱心にカリキュラム説明を聞く新入生

さあ、夏へ向けて羽ばたけ1年生!日本文化学科では、知的好奇心あふれる新入生をしっかりと受けとめて、人生にとってかけがえのない4年間をサポートしてまいります。

(学科主任 安藤 嘉則)

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