「基礎ゼミ「時代を旅する」 ─東京都江戸東京博物館を見学して─

このたび日本文化学科の「基礎ゼミⅢ」では、学外研修として両国の江戸東京博物館に行ってきました。普段の授業では、これまで「時代を旅する」と題してグループ研究と発表会を行いましたが、今回はその集大成です。博物館で実際の展示物等を見学した学生たちの感想はどのようなものだったのでしょうか。ここに当日参加した学生の声を紹介しましょう。

「江戸東京博物館の大きさに圧倒されました。江戸時代の町を再現したジオラマは一番面白く、表現や服装、ポーズなど細かい部分まで再現されていて、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのようでワクワクしました。一年次の基礎ゼミで発表をした「江戸の出版」についての展示があり、発表から学んだことが今回の見学に繋がったことに感動しました。

江戸時代だけでなく、2000年代の日本の文化の展示もあったことに驚くとともに、それを見て、歴史は常に積み重なっていっていることを実感しました。」

日本文化学科2年  福岡 香織

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「館内は江戸時代の東京の都市や文化を楽しみながら学べる場所でした。庶民の生活文化について、江戸時代の人々は、自然と深くつながりながら季節ごとの多彩な年中行事に彩られた日々を過ごしていたことがわかりました。」

日本文化学科2年  戸澤 美幸

「とても印象に残った展示は、江戸時代の出版業についてです。「基礎ゼミ」の授業で調査発表した内容だったので、とても興味をもってみることができました。本を1頁作るために、木版を彫って色を重ね何度も刷り込む木版の技術は、実際に見ると細かい部分まで精巧に作られていました。日本人のものづくりにおける繊細な感性を目の当たりにして感動しました。」

日本文化学科2年  土田 まゆ

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