皆川ゼミ紹介

みなさん、こんにちは。日本文化学科4年の佐藤亜衣子です。私は今、「日本史演習」というゼミに所属して、皆川義孝先生のもとで日本史について楽しく学んでいます。今回は私たちのゼミについて紹介します。
ゼミでは、くずし字で書かれた江戸時代の旅日記の読解や、個人の興味あるテーマを発表する個人研究の発表を行っています。

右の写真は、ゼミで実際に読んでいる江戸時代の伊勢神宮参りの日記です。
最初はくずし字をなかなか読めませんでしたが、四苦八苦しながらも、徐々に読めるようになりました。旅日記を読むと、江戸時代の各地の名物や名所も知れて、読んでいてとても楽しいです。

個人研究では、戦国時代の武将や幕末の偉人、江戸時代のファッション、浮世絵、明治大正期の生活文化など、さまざまなテーマで、幅広く様々な時代のことが知れてとても楽しいです。発表後の質疑応答では、いつも全員で疑問点や感想などの意見交換をおこなっています。ときには、本題から外れてしまうこともあります。

ゼミで行う歴史散歩も、日本史の学びを深める貴重な機会です。今年の12月には、横浜中華街の関帝廟と氷川丸を見学しました。関帝廟では、日本とは異なる中国独自の参拝方法であるなど、歴史ある中国文化を体感しました。

氷川丸は、日本の造船技術や客船の船内インテリアを今に伝える貴重な産業遺産として高く評価されている豪華客船です。ホテルのように豪華な一等客室、2段ベッドが4個あるだけの狭い三等客室など、実際に使用されていた当時のまま保存されており、近代日本で造られた豪華客船の歴史などが詳しく知ることができました。
このように歴史散歩は、史跡や文化財を実際に触れて学ぶことの大事さを教えてくれます。

みなさんも、ぜひ駒沢女子大学で日本史について楽しく学んでみませんか?
次回のゼミ紹介もお楽しみに!

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