2016年度 基礎ゼミⅡ合同発表会
2017/03/09
1年次の基礎ゼミでは夏休みに新聞記事研究が課題として出されます。世界や日本で話題となった出来事・社会問題を取り上げ、インターネットや文献で調べを進めて自分の考えをまとめます。後期のゼミでは、この研究について一人ずつプレゼンテーションを行いました。最後に各ゼミで代表者を1名ずつ選び、1月5日に合同発表会を行いました。
プログラムは以下のとおりです。
1.「終わらない薬物」 | 臼井ゼミ |
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2.「児童虐待と児童相談所」 | 加藤ゼミ |
3.「英語なんて話せなくていい!~外国人観光客に向けたおもてなし~」 | 杉野ゼミ |
4.「静岡の夏イチゴ」 | 張・鈴木ゼミ |
5.「大学進学率と地方格差」 | 松山ゼミ |
会場は大教室、聴衆は学年全体と先生方という緊張を強いられる発表に備え、それぞれ自分の研究をさらに深め、パワーポイントやレジュメを用意して当日を迎えました。以下は発表者の感想です。
- 今回の発表で改善しなければならない点がまだたくさんあることを痛感した。聴き手を惹きつけるパワーポイントの工夫、発表中の礼儀正しさ、自身の語彙力、表現力、魅力など、不足しているものが何かを知ることができた。その一方、発表をしてみて、新たな自分に気づくこともできた。自信を持つこと、やればできるということ。自信を持つためには、様々なものに触れ、調査研究をし、それらを吸収し、自分の武器にすること。また失敗を恐れず、まずは飛び込んでみること。挑戦することの大切さを感じることが出来た。 (RK)
- 合同発表会で発表することができて、良かったと思います。発表の直前までは本当に嫌で仕方がなかったのですが、やり終えたときに大きな達成感を得ることができました。プレゼンを準備する際に気をつけたことは、相手に伝わりやすくすることです。難しい単語や表現などを使うプレゼンは聞き手が興味を示さないと思い、初めて聞く人も分かるように、パワーポイントなどを工夫しました。大勢の前で意見を述べるという貴重な機会を与えて下さり、ありがとうございました。 (RO)
- ゼミの代表として大勢の前で発表する機会をいただいて、ありがたく思うと同時に、大きな緊張と不安もありました。原稿は作らず、聴衆の反応を見ながら、その場でプレゼンを組み立てていくことを意識しました。そのため、少人数のゼミでの発表とは違い、大勢の人の反応を受けながらプレゼンをしていくことの難しさを感じました。また、緊張で自分の実力を出し切れず、練習不足を実感しました。プレゼン自体についてはもちろん、発表内容についても色々な意見をいただきましたので、今後の学習に活かしていくつもりです。(MO)
- 今回の新聞記事プレゼンテーションでは地元の話題を取り上げたいと思い、「静岡の夏いちご」というテーマを選びました。この研究をとおして農家の現状を知ることができました。スライドの作成では、聴衆が見ていて飽きないということを目標に、様々な工夫をしました。あのように多くの人たちの前で発表ができ、とてもよい経験になりました。 (YO)
- 地方と都市部との大学進学率の差について調査・発表しました。以前から関心があった内容だったので、調査は楽しく進めることができましたが、それを分かりやすくまとめて発表するということが難しく、工夫が必要だと感じました。また、発表後に先生方や友人から受けた質問や意見からも学ぶことが多くありました。合同発表会でゼミの代表に選んでいただき、このような貴重な機会を得たことに感謝しています。(HN)
聞き手になった学生たちは、自分のゼミの代表に特別大きな声援を送り、他のゼミの代表の発表を聞くことで、視野を広げることができました。2年前期の基礎ゼミ合同発表会では、さらにレベルアップした研究発表が期待されます。