2016年度 2年生基礎ゼミ合同発表会
2016/08/26
2年生前期の基礎ゼミⅢでは、1年次の基礎ゼミの学びを踏まえて、次年度からの専門ゼミの準備として、各自が研究テーマを決めて研究し、プレゼンテーションを行います。学期の終わりには、各ゼミから1名ずつ選ばれた代表が合同発表会でその成果を披露しました。以下はそのプログラムです。
7月14日(木)
1.「茨城県」で考える観光事業 | 井戸ゼミ |
---|---|
2.ISの実態 | 橘田ゼミ |
3.留学を失敗しない!成功への道 | 鈴木ゼミ |
7月21日(木)
1.日本のアメリカ依存について | 中野・福王ゼミ |
---|---|
2.いじめ問題について | 弥久保ゼミ |
今年の発表はいずれもレベルが高く、発表者にとって良い経験になったばかりでなく、聞き手にとっても大いに刺激になり、各発表の後には学生・先生からの質問、コメントが相次ぎました。発表者の感想をお読みください。
- 『「茨城県」で考える観光事業』というテーマで研究・調査し、プレゼンテーションを行った。出身地である茨城県がなぜ「魅力のない県」に選ばれてしまうのか、ということを観光スポットに重点を置くのではなく、観光事業という新たな視点から見ることができた。また、調査の中で疑問に思った点について、実際に茨城県庁の方にお電話し、確認もした。生まれてから18年間過ごしてきた茨城県なのに、観光事業については、知らないことも数多くあることに気付いた。また、茨城県庁に新しく設置された「国際観光課」についても調べた。今まで私は、航空関係の職業に就くことを希望し一直線に目指してきたが、「国際観光課」では地元の地域活性化、そして茨城空港のさらなる発展に関わることができることを知り、視野が広がった。茨城県の良さ、観光事業の難しさを伝えると共に自分自身新しい発見につながる研究となった。(J. I.)
- 昨年度のシリア難民についての発表にリンクさせて、今回はISの実態に焦点を当ててプレゼンテーションをしました。準備段階での先生方からのアドバイスや発表後のご意見もISを知る上で非常に勉強になりました。ISは謎が多い集団なので、これからも研究を続けて実態を深く探っていきたいと思うのと同時に、ISに対する世界の対応にも目を向けていきたいです。このような機会をいただけて光栄です。ありがとうございました。 (S. H.)
- 8月から留学するという個人的な状況に関連付けて「留学を失敗しない成功への道」というテーマで調査、発表を行いました。1年生の時にも合同発表会で、ゼミ代表に選んでいただいたため、今回は2度目の挑戦でした。2年生になりプレゼンテーションを行う授業を多く履修したため、回を重ねるごとに苦手だった人前に立つことへの緊張は少なくなり、今回の合同発表でも顔を上げ語りかけるような発表をすることができました。 (Y. N.)
- 今回の合同発表会は昨年度後期の発表会に比べ、さらにレベルが上がっているように感じました。私は2週目の発表者だったので、1週目の発表を聞き、より良くできるよう努めました。先生方からの質問も非常に学ぶことが多く、まだまだ至らない点が多くあることを痛感しました。これからの専門ゼミでの研究が有意義なものになるよう、関心を深めていきたいです。貴重な機会をありがとうございました。 (Y. N.)
- 「いじめ問題 ~なぜいじめはなくならないのか~」をテーマに研究を進め、発表しました。このテーマにしたのは、どのコースにするか決定できずにいたときに、新聞でいじめに関するニュースを見たことがきっかけでした。日本におけるいじめの実態、なぜいじめが起きてしまうのかということを研究することで、日本の学生の現状、また学生だけではなく大人の世界でもいじめがあるということを知りました。今回のプレゼンテーションを行い、海外でのいじめの実態はどうなのか、また差別といじめという観点で研究をしてみようと思いました。またこのような機会があったらさらに広い視野でいじめの問題を取り上げてみたいと思います。(M. H.)