オーストラリアでのファームステイ

国際文化学科2年 西村 暁音

私はこの春休みに、2週間オーストラリアのゴールドコーストでファームステイを体験しました。「自主的に行動し新しいことに挑戦する」が私のモットーなので、長期休みを利用し思い切って参加することにしました

ファームステイとは、農家にホームステイして農場の生活を体験するプログラムです。ホストファミリーはマザーとファーザー、そしてカンガルーのジャスパーの3人でした。滞在先はゴールドコースト郊外にあるジンブンバという田舎です。車を走らせていると窓から羊や牛が見えます。家族で牧場の仕事をしたり、出かけたり、とても充実した毎日でした。

牧場の仕事は朝の7時から始まります。この牧場では馬を4頭飼っていて、ブリスベンなどで行われるレースに出場させています。そのため、ごはんの用意・レースのための練習・ブラッシングなど朝からとてもハードワークでした。

朝の仕事が終わるとみんなでお茶を飲みながらおしゃべりをして、その後はガーデニングをしたり、出かけたりしました。ファミリーにはサーファーズパラダイス、タンブリンという場所にある国立公園や植物園、ヒンズーダムなど色々な場所へ連れて行ってもらいました。

牧場で飼っている馬、ファニーのレースのためにブリスベンにも行きました。ファーザーも騎手として出場し、1位になったときは大感激でした。

外出から帰ってくると、ほぼ毎日みんなで家のプールで泳ぎました。家にプールがあることが驚きでしたが、ここでは家庭にプールがあるのは珍しくないそうです。

そして夕食を食べ、寝るのは午後10時です。牧場の仕事はとても大変なのでいつも早くに寝るそうです。他にも、カレーを作って友人も一緒に食事をしたり、イースターやファミリーの結婚記念日をお祝いしたり、本当の家族のように過ごし、帰国する前の夜にはみんなで外食に出かけました。

最初は自分の英語が不安で、英語を話すことに少し羞恥心がありました。しかし、英語のおかげで国や文化が全く違う人と通じ合い笑いあうことが出来ました。あの時オーストラリアへ行こうと決心して本当によかったと思っています。この2週間で経験したことは本当に大切な私の思い出です。ファミリーや友人とは今でも連絡を取り合い、次の春休みにまた会いに行こうと思っています。

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