幸のロンドン日記 No.4
2013/10/15
こんにちは!国際関係コース臼井ゼミ3年の大庭幸です。イギリス・ロンドンにあるガールガイド・ガールスカウトの宿泊施設「パックス・ロッジ」(Pax Lodge)での4ヶ月にわたるボランティア活動が無事に終了しましたので、今回は「ボランティア活動終了にあたっての感想」をお伝えします。
“Goodbye Sachi!”
In this picture we are acting as representations of each of
our countries. Japan is in the middle!
私のお別れ会。
日本を中心に、自分の国のある位置に座っています。
大学入学当初からの目標であった「海外ボランティア」-先進国・途上国など関係なく長期間海外で活動するということ-は、言葉の壁や文化の違いのため、使ったことのない精神力や体力を使うものでした。日本語が全く通じないボランティア先で英語を使用しコミュニケーションを取る難しさ・大切さをまざまざと感じる日々でした。楽しいことが多い反面、辛いことも多くあり、涙を流す日々が毎日続きました。それでも頑張ってボランティアを無事に終了することが出来たのは仲間が最高だったからです。どんなにボランティアが好きでも仲間とのコミュニケーションが上手く取れなかった場合、きっと最後までボランティア活動を続けることはできなかったでしょう。これはこれからの就職活動にも役立つヒントだと思います。
このボランティアは、海外・インターナショナルな環境で働くことへの楽しさ・厳しさを直接肌で感じた経験でした。そして何よりも「自分」という人間を客観的に観察し、自己分析したことによって新たな自分を見つけ出せたことが大きな収穫です。また、この経験は「自分自身を信じること」への大切さをダイレクトに教えてくれました。
「海外留学・ボランティア活動がしたい!」という想いを抱いている方には次のように言いたいと思います。人生はやってみないと分からないことが多いです。もし自分が本当にトライしたいのなら絶対にやってみるべきです。自分自身が思っている以上に未知なる可能性は広がっています。勇気をもって一歩踏み出すのはとても難しいでしょう。しかし、その一歩一歩がやがて道へと繋がっていくのです。
これまで全力でサポートして下さった両親・友人・駒女の先生方・ガールスカウト関係者の方々に深く感謝を申し上げたいです。これからは更に英語力に磨きをかけ、就職活動に向けて更なる向上心で努めて参ります。
国際文化学科3年 大庭 幸