幸のロンドン日記 No.2

こんにちは!国際関係コース臼井ゼミ3年の大庭幸です。今、私はイギリス・ロンドンにあるガールガイド・ガールスカウトの宿泊施設「パックス・ロッジ」(Pax Lodge)でボランティア活動をしています。今回は私が所属しているレジデントボランティア(Resident Volunteer)の仕事内容について紹介します。

  • 現在のインターン・ボランティア
上の列: 日本・イギリス・アメリカ
下の列: マレーシア・ウガンダ・アルゼンチン・イタリア
    現在のインターン・ボランティア
    上の列: 日本・イギリス・アメリカ
    下の列: マレーシア・ウガンダ・アルゼンチン・イタリア

レジデントボランティアは働く日と休日が4日・2日のローテーションになっています。1ヶ月ごとにシフト表が作られ、毎日異なるシフト・メンバーでボランティアに取り組んでいます。シフトはEarly、Day、Afternoonという3種類に分かれていて、仕事内容はシフト毎に異なります。Earlyは7時から15時までで、朝食の提供・後片付け・ダイニングルームの清掃・昼食の提供・片付け・夕食後のお皿洗いが主な仕事です。Dayは8時から16時で、施設の鍵を開け、ベットメイキング・アイロン・施設全体の清掃・夕食後のお皿洗いを行います。Afternoonは13時から21時で、他のシフトのサポートをする他、夕食後に翌日の朝食の準備、施設の施錠などを行います。

その他に毎日9時からフラッグ・セレモニー、13時50分からアフタヌーンミーティングがあります。時にはパックス・ロッジのツアーやCream Tea(Afternoon Teaを簡素化したもの)を予約して訪れるゲストもあります。その際は、各シフトの進行状況を上手く調整しながらゲストの接待を行います。

  • アフタヌーンミーティングの合間に、クマさんとニュージーランドのティナと
    アフタヌーンミーティングの合間に、
    クマさんとニュージーランドのティナと

パックス・ロッジのベストシーズンは夏なので、1日で50のベットメイキングをしなければならない日もあり、とても忙しい毎日を過ごしていました。またゲストが100人近く訪れる日も多く、日々のシフトをこなしながら接待にあたるのは至難の業でした。

勿論、ボランティアは全て英語で行います。日本語は一切通じません。1年の春休みに海外研修で学んだ「分からない場合は分かったフリをしない。何度も質問する。」「分からないことは決して恥ずかしいことではない、むしろ分からないまま、そのまま放っておくことが良くないことである。」これらの言葉を今まさに実践しています。

  • Hampstead Heathという公園でスタッフ親睦会をしました。
(イギリス・アメリカ・日本・オーストラリア・アイルランド・ウガンダ)
    Hampstead Heathという公園でスタッフ親睦会をしました。
    (イギリス・アメリカ・日本・オーストラリア・
    アイルランド・ウガンダ)

英語で上手く説明できなくて悔し涙を流す日々が続く時がありました。何度も日本に帰国したいと考えた時もありました。しかし、いつもスタッフ・インターン・ボランティアが私の話を聞き、サポートしてくれました。どんなに辛くてもここまで歩んでこられた理由はまさに一緒に働いている仲間が最高のチーム、そして第二のファミリーだからだと言っても過言ではありません。滞在も残りわずかになりましたが、これからもベストを尽くし、有意義な時間を過ごせるよう努めて参ります。

国際文化学科3年 大庭 幸

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