幸のロンドン日記 No.1

こんにちは!国際関係コース臼井ゼミ3年の大庭幸です。皆さんはガールガイド・ガールスカウト(Girl Guides and Girl Scouts)という少女訓育団体をご存じですか?ガールガイド・ガールスカウトは1910年、ボーイスカウトを基にイギリスで創設されました。現在、世界145の国や地域で展開されており、会員数は1,000万人に上ります。会員のミッションは「少女と若い女性の可能性を最大限に伸ばし、責任ある世界市民となれる女性」を育成することです。私は中学時代から地元のガールスカウト団体に所属してきました。入団当初からリーダー(指導者)が海外でボランティアをされていたことから、いつか自分自身も海外で人の役に立ちたいと考えていました。

イギリス・ロンドンに「パックス・ロッジ」(Pax Lodge)と呼ばれるガールガイド・ガールスカウトの宿泊施設があります。ガールガイド・ガールスカウトに所属している人は誰でもパックス・ロッジに宿泊することができます。長年の夢が叶い、私は今パックス・ロッジでボランティアをしています。期間は5月下旬から10月上旬までで、こちらに来て約1ヶ月が経過したところです。

  • Welcome Ceremony (歓迎会)でいただいたDoor signです。
同期のボランティア生、マレーシアのJiaxとイギリスのNicolaと一緒に。
    Welcome Ceremony (歓迎会)でいただいたDoor signです。
    同期のボランティア生、マレーシアのJiaxと
    イギリスのNicolaと一緒に。

パックス・ロッジは、専属のスタッフ・インターン・ボランティアで構成されています。イギリスを除いて各国一人ずつの採用のため、とてもインターナショナルです。日本人が自分だけという環境の中で毎日英語だけを使ってコミュニケーションすることはとても新鮮です。

  • アメリカ人、イギリス人、オーストラリア人と一緒にPax Lodge Tourの打ち合わせ中。
    アメリカ人、イギリス人、オーストラリア人と一緒に
    Pax Lodge Tourの打ち合わせ中。

私が所属しているボランティアはレジデントボランティアと呼ばれています。働く日と休日が4日・2日のローテーションになっています。働く日は3種類のシフトに分かれていてシフトごとに仕事内容は異なります。到着して最初の2週間はトレーニング期間でした。スタッフの方々から覚えるべき情報を全て英語で教えていただき、毎日が辛く厳しい2週間でした。しかし、仲間がいつも親身になって話しを聞いてくれました。ここで出会った仲間達に心から感謝しています。

  • National Volunteer Week最終日に行われた表彰式。イギリス人2人、アメリカ人、
オーストラリア人、アルメニア人、ナイジェリア人、アルゼンチン人、マレーシア人と一緒に。
    National Volunteer Week最終日に行われた表彰式。
    イギリス人2人、アメリカ人、オーストラリア人、
    アルメニア人、ナイジェリア人、アルゼンチン人、
    マレーシア人と一緒に。

トレーニング期間も無事終了し、今週から各ポジションを自分自身で従事することになります。正直自分一人できちんと仕事内容をこなせるか不安があります。ですが、ガールガイド・ガールスカウトの方達が笑顔で素敵な滞在ができるよう前向きに頑張っていきたいです。約4ヶ月の短い滞在ですが、これから数回こちらでの活動や生活の様子を皆さんにお伝えしたいと思います。

国際文化学科3年 大庭 幸

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