令和2年度の卒業式・学位授与式が行われました。

令和3年3月16日(火)15:00より、駒沢女子大学人間健康学部の卒業式・学位授与式が挙行されました。当日は、春本番を思わせる暖かい晴天に恵まれました。平成21年4月に設置された本学部としては、第9回の卒業式・学位授与式です。

例年は、大学・大学院の全卒業生が本学記念講堂に一堂に会して、大々的に式典を行うのですが、今年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止に重点をおき、例年とはかなり異なる開催方式となりました。密を避けるために、卒業式を3部構成にして、10:00から短期大学、12:30から人文学部の日本文化学科、国際文化学科、心理学科と大学院、15:00から本学部と人文学部人間関係学科、住空間デザイン学科、メディア表現学科の卒業式を行いました。記念講堂の式典も、人間健康学部の卒業生は代表者2名のみの参加とし、他の卒業生は記念講堂からのライブ配信を大教室で視聴する形式としました。また、ご家族の皆さまにも入構をご遠慮いただき、式典の様子はインターネット配信でご視聴いただきました。

記念講堂の式典では、朝礼、学事報告に引き続き、安藤嘉則学長から卒業証書・学位記が卒業証書受領総代に授与されました。また、行学ともに優れた卒業生に対する本山賞の授与が行われ、本山御垂示もいただきました。卒業式・学位授与式の様子は、「令和2年度卒業式・学位授与式が挙行されました。」をご覧ください。

記念講堂での式典終了後は、代表2名の学生も他の卒業生が待つ16-208教室に移動して、人間健康学部健康栄養学科の卒業証書・学位記授与式が執り行われました(右写真)。例年は、井上浩一学科主任から、卒業生一人ひとりに対して卒業証書・学位記を授与するのですが、感染防止対策のために今年はそれも自重して、あらかじめ机上に配付した証書を読み上げて、心の中で授与する形式をとりました。制約が多い中でも、きっと気持ちは通じたことと思います。その後、井上浩一学科主任ならびに西山一朗学部長からの祝辞をもって、卒業証書・学位記授与式は幕を閉じました。

マスク着用や検温、手指消毒はもちろんのこと、教室の収容定員の半分以下の人数で、換気をしながらサーキュレーターも使い、細心の注意を払って行った卒業式でしたが、それでも卒業生の皆さんの元気で明るい笑顔がたくさん見られました。きっと思い出に残る良い卒業式になったことと思います。

卒業生の皆さん、健康栄養学科教員一同、皆さんのご卒業をお祝いするとともに、これからのご健康、ご活躍を心よりお祈りしています。卒業後も自ら学び続ける姿勢を忘れず、職場や社会で信頼され、必要とされる人になっていただくことを願っています。

(安全で円滑な式典の運営のために多大なご尽力をいただきました職員の皆さまに、心より感謝申し上げます)

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